山下実優&伊藤麻希の「121000000」が1年半ぶりにプリンセスタッグ王座奪還「でじもんともう1回やりたいから、また挑戦してきて」【TJPW】
東京女子プロレスが9月22日、千葉・幕張メッセ国際展示場展示ホール6で「WRESTLE PRINCESS Ⅴ」を開催した。プリンセスタッグ選手権は山下実優と伊藤麻希の「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」が、王者組の「でいじーもんきー」(鈴芽&遠藤有栖)を破り、1年半ぶりに同王座奪還を果たした。 でじもんは3・31両国国技館で王座を奪取し、これが3度目の防衛戦。「121000000」は昨年3・18有明コロシアムで初戴冠したが、3・31(日本時間4・1)米国大会で王座を失って2週間天下に終わった経緯があり、それ以来の王座挑戦となった。 王者組は持ち前のスピードで攻め込むも、挑戦者組もそれについていく。両軍、一進一退の目が離せない攻防となり、あっという間に20分が経過。でじもんが2人で合体式に丸め込み、同時にドロップキックでぶっ飛ばす。しかし「121000000」は遠藤を捕らえ、伊藤が飛びつきDDTから、山下がジャーマンでぶん投げる。山下のSkull Kickがクリーンヒットも鈴芽がカット。「121000000」は山下のヒザと伊藤のヘッドバットの合体技で鈴芽を排除。間髪入れず、山下が遠藤にバズソーキックからクラッシュ・ラビットヒートを叩き込んで、でじもんを仕留めた。
バックステージで伊藤は「こんなに怖かったのは初めて。自分が情けなくなったりしたけど、山下が隣にいてくれたから。ホントにありがとう!」と歓喜の絶叫。山下も「私だって伊藤が隣にいるから。おまえと獲ったタッグベルトだからまた獲りたいと思ったし」と叫んだ。少し冷静さを取り戻した伊藤は「でじもんと戦えてよかった。ホントに素敵なチャンピオンだった。もう1回やりたいから、いつでも挑戦してきて」と、山下も「来てほしい。まだ終わりじゃないでしょ。ここからでしょ? でじもん、どんどん強くなって。たとえでじもんが現れても、私たちがまた倒します」とリマッチを歓迎した。 かたや、半年で王座から陥落した鈴芽は「悔しい。私たちちゃんとチャンピオンだったから。ベルトが全然似合わないなんて言わせないし、言いたくない。届かないものだとももう思わない。絶対にすぐ獲り返す。また2人で巻こう」、遠藤は「巻く。最強になる夢、かなえよう!」とともに王座奪還を期した。 また、第7試合では元WWEのザイア・ジャオ(旧名=ザイア・リー)が初参戦し、瑞希とのコンビで、上福ゆき&VENYと対戦。ザイアは上福のフェイマサーを切り返し、パワーボムからヒザ蹴り、サンダーストライク(スピンキック)を決めて勝利を奪った。試合後、ザイアは上福の持つ2冠王座(クイーン・オブ・アジア王座、VPW認定女子王座)への挑戦を表明し、上福が受諾。両者による2冠戦が実現することが濃厚となった。
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