チャンポン・ジャオ氏、9月27日に刑務所から釈放か
バイナンス(Binance)の創業者であるCZことチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao)氏は、法律の解釈によると、9月29日の日曜日に予定されていた釈放日の2日前、27日金曜日に釈放される可能性がある。 アメリカ司法省連邦刑務所局の規定では、「土曜日、日曜日、祝日に釈放日が当たる受刑者は、他の管轄区域が身柄拘束を求めている場合や、その他の理由により、釈放予定日まで釈放すべきでないと判断される場合を除き、直前の平日には釈放することができる」と定められている。 この決定は、刑務所長に与えられた裁量権限に左右される可能性がある。CoinDeskが営業時間外に送った確認とコメント依頼に対し、刑務所局はすぐには回答しなかった。 ジャオ氏は、バイナンスが適切な顧客確認(KYC)プログラムを導入していなかったことで銀行秘密法に違反したことを認め、4月に懲役4カ月の実刑判決を受けた。 27日金曜日(現地時間)に釈放された場合、CZは116日間刑務所に収監されていたことになる。彼はカリフォルニア州中部海岸にある警備の薄い刑務所ロンポックIIに3カ月間収監され、8月下旬にカリフォルニア州サンペドロの社会復帰訓練所に移された。 「CZが家族と自宅で過ごせることをうれしく思う。CZはバイナンスの管理や運営には携わっていないが、彼が次に何をするのかを我々は楽しみにしている」とバイナンスの広報担当者は述べた。「昨年から、バイナンスは現在のチームのリーダーシップの下で成長を続け、世界中で2億3000万人のユーザーを獲得している」。 |翻訳:CoinDesk JAPAN|編集:井上俊彦|画像:バイナンス創業者のチャンポン・ジャオ氏(Twitter/Modified by CoinDesk)|原文:Binance Founder Changpeng 'CZ' Zhao Could Be Released on Friday
CoinDesk Japan 編集部