【NFL】復帰を喜ぶ49ersのRBマカフリー、「長い道のりで、大変な日々が続いた」
現地10日(日)、サンフランシスコ・49ersのスターランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーは復帰初戦となったタンパベイ・バッカニアーズ戦で目立った成績を残したわけではないが、オフェンスを安定させるのに貢献。チームは23対20で勝利を収めている。
『Associated Press(AP通信)』によると、マカフリーは「ここにいられることがうれしい。長い道のりで、大変な日々が続いたから、勝ててよかったし、またフットボールの試合に出られるだけでうれしい」と語ったという。
マカフリーはアキレス腱(けん)とふくらはぎのケガでシーズン最初の8試合を欠場。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、昨季にオフェンス部門年間最優秀選手に輝いたマカフリーは、復帰戦で61回の攻撃スナップのうち54回に参加したとのことだが、バッカニアーズの優秀なランディフェンスを相手にキャリー13回で39ヤードという成績にとどまった。また、マカフリーはキャッチ6回で68ヤードをマークしている。
「何かを期待して臨むことはないけど、自分の番号が呼ばれたときは出たいと思っている」とコメントしたマカフリーはこう続けた。
「パッドを装着したのは8週間で3回目だから、リズムを戻すことが大事だった。それができて本当によかった。今はかなり調子がいい。もっと痛みがあると思っていたけど、(月曜日に)どう感じるか確かめてみる」
日曜日の試合ではランゲームで出遅れたものの、オフェンスの原動力となる選手が戻ってきたことで、クオーターバック(QB)ブロック・パーディーの負担は軽減されている。215トータルヤード、プレー平均3.7ヤードの獲得にとどまったバッカニアーズに対し、49ersは413トータルヤード、プレー平均6.8ヤードをマーク。レッドゾーンでの攻撃に成功し、フィールドゴールに失敗していなければ、試合が最後のドライブまでもつれ込むことはなかっただろう。