祝い箸も“ジェンダーレス”に!? 長さも色も同じ「ふうふ箸」が話題! 1万円超えのワケとは?
箸職人が作る「世界でひとつの箸」は、 ペアで1万1000円!
「ふうふ箸」の箸には、日常で使いやすい工夫が施されています。
箸の長さは誰もが持ちやすい22.5㎝、箸には角がなく柔らかな形状をしており、よく手になじみます。箸先には滑り止めがつき、食洗機でも洗えます。 また、ふうふで同じ時を重ねるべく、「純粋・無知・純真」を表現する白色の塗りがどちらの箸にも施されています。さらに、塗りは何度も重ねられ、丈夫さも持ち合わせています。 しかも、こうしたかたちは、箸職人の技術により生み出されているのです。 堆朱(ついしゅ)と呼ばれる伝統技法を用いて、22層にわたって塗り重ねた後、表面を研ぎ出します。この研ぎ出しは職人の手加減で左右されますが、最終的に現れてくる中層の模様は一つひとつの箸で異なります。 つまり、「ふうふ箸」の1膳は、職人の手によって生まれた世界にひとつだけの箸にほかなりません。 そのため、手をかけた格があるからこそ、価格設定も2膳で1万1000円(税込)と高額です。 このように「ふうふ箸」はお祝いにふさわしく、高級感ある桐箱に詰めて届けられます。そのパッケージはスタイリッシュにデザインされ、新しい結婚祝いをイメージさせます。 それでは、実際に購入した人からはどのような反響があるのでしょうか。 購入者の声について、前出の担当者は次のように話します。 「様々なカップルに向けた夫婦ギフトとして、プレゼントしてとても喜んでもらえた!という声はたくさんいただいております。ふうふ箸」は性の多様性を認める新しい夫婦箸です」 その今後の展開について、さらに前出の担当者は次のように語ります。 「今後もあらゆる場所に『ふうふ箸』が並ぶことで、賛同を生み、何かを変え、考えるきっかけを作り、様々な『ふうふギフト』を世の中に作っていきたいと考えています」 ※ ※ ※ これからも自分らしく生きる人は増えると予想され、「ふうふ箸」をはじめとして、日本の箸文化も変わっていきそうです。
Peacock Blue K.K.