車の乗り換えを検討中です。比較のために複数のディーラーを回りたくないのですが、実物を見ずに車を購入すると失敗しやすいでしょうか?
車の乗り換えを検討する際、複数のディーラーを回るのが面倒に感じる人がいるかもしれません。しかし、実物を見ずに購入すると失敗しやすいかが気になる人もいるでしょう。 今回は、車を購入する際に実物を見ないと失敗しやすいのかについてまとめました。あわせて、車を購入する際の情報収集手段についても紹介しています。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
車を購入する際に実物を見ないと失敗しやすい?
結論、車を購入する際に実物を見ないと失敗する可能性が高くなるでしょう。もし実物を見ずに購入すると、想定よりも大きく運転しづらい・実は使い勝手が悪かったなどがあとから発覚するかもしれません。 ナイル株式会社の「車を選ぶときの情報収集手段について調査」によると、実物を見ないで車種を決めた人の割合は全体の24.5%と発表されていました。そのため、実物を見ずに購入する割合としてはまだまだ少ないといえます。 ただし、2016年の調査では「見た」と回答した割合が79.9%だったのに対し、2021年の割合は75.5%です。このことから、車を見ずに購入している層は年々増加しているとも考えられるでしょう。
ディーラーへ足を運ぶ際のメリット・デメリット
車を購入する際にディーラーの利用を検討しているなら、メリットとデメリットについて知っておきましょう。 それぞれの内容について、詳しく解説します。 ■メリット 車を購入する際にディーラーを利用するメリットとして、専門の知識を持ったスタッフから話を聞ける点があげられます。その場で疑問や不明点を解消できるため、さまざまな車種を比較するのにも役立つでしょう。 また、スタッフに希望を伝えれば、もともと検討していた車種よりも適した車を紹介してもらえるかもしれません。そのため、できるだけ詳細に求める条件を決めておくのも重要なポイントです。 そのほか、ディーラーで実施しているキャンペーンや割引が適用される場合もあります。お得に購入できるチャンスがあるのは、ディーラーを利用するからこそのメリットといえるでしょう。 ■デメリット ディーラーを利用するデメリットとして、実際に足を運ばなければならない点があげられます。一部ではオンラインでの接客を実施していることもあるようですが、店舗で案内を受けるのが一般的です。 また、ディーラーには特定の車しか置いていないケースが多いようで、比較・検討するのにはあまり向きません。さらに、サービス費用やメンテナンス費用などが高くつきやすいのも、デメリットとしてあげられます。