ダイムラートラック、欧州で新ブランド「TruckCharge」立ち上げ…顧客のEVトラック運用を全方位で支援
(写真:レスポンス)
ダイムラートラックは6月11日、欧州で新ブランド「TruckCharge」を立ち上げると発表した。 このブランドは、同社の既存および将来の電動トラックに関連するインフラと充電サービスを統合するものだ。具体的には、コンサルティング、ハードウェア、デジタルサービスが含まれる。これにより、ダイムラートラックは顧客に対してエネルギー生成から車両運用までのコスト効率の高いパッケージを用意し、電動化の潜在能力を最大限に引き出すことを目指している。 TruckChargeは、運送会社だけでなく、自社または外部委託のトラックを持つ企業も対象としている。異なる自動車メーカーの車両が一般的に使用されるため、TruckChargeはトラックブランドに関係なく利用できるようにした。ダイムラートラックは、9月にドイツ・ハノーバーで開催されるIAAトランスポーテーションでTruckChargeを正式に発表する予定だ。 ダイムラートラックのコンサルティングサービスは、電動トラックに関連する総コストの改善を狙う。すでに同社では、顧客に対してフリートやデポの電動化支援を行っている。電動トラックのコンサルティング、デポの充電インフラの計画、建設、設計、そしてグリッド接続に焦点を当てている。さらに、インフラや車両のための公的資金調達の支援も行っている。
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レスポンス 森脇稔