【MLB】ドジャースが延長戦制す 2位パドレスと5.5ゲーム差に 大谷翔平は古巣相手にタイムリー三塁打
【ドジャース6-2エンゼルス】延長10回@エンゼル・スタジアム
日本時間9月4日、ドジャースは敵地エンゼル・スタジアムで「フリーウェイ・シリーズ」の2連戦がスタート。その初戦は延長戦を制して6対2で勝利し、試合がなかった2位パドレスとのゲーム差を5.5に広げた。ドジャース5番手のマイケル・コペックが5勝目(8敗)をマーク。エンゼルス5番手のロアンシー・コントレラスは10回表にミゲル・ロハスのタイムリーとムーキー・ベッツの15号3ランで一挙4点を勝ち越され、4敗目(2勝)を喫した。 【動画】ドジャースの大谷翔平がライトへのタイムリー三塁打を放つ ドジャースは先発のウォーカー・ビューラーが2回裏先頭のローガン・オホッピーに18号先制ソロを献上。直後の3回表に大谷翔平のタイムリー三塁打で追いつき、続くベッツのタイムリーで勝ち越したが、5回裏二死からビューラーがテイラー・ウォードに20号ソロを浴び、2対2の同点に追いつかれた。試合はそのまま延長戦に突入し、ドジャースはロハスのタイムリーで勝ち越すと、大谷が敬遠された直後にベッツがとどめの15号3ラン。6対2で「フリーウェイ・シリーズ」の初戦を制した。 ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場。ドジャース移籍後初めて、昨季まで本拠地としていたエンゼル・スタジアムでの公式戦となり、初回の第1打席は大歓声を浴びながらもファーストゴロに倒れた。3回表の第2打席でライトへのタイムリー三塁打を放ったが、5回表の第3打席は見逃し三振、8回表の第4打席は空振り三振。10回表二死2塁で回ってきた第5打席は申告敬遠で歩かされた。今日は4打数1安打1打点1四球で勝利に貢献。本塁打と盗塁を積み上げることはできなかったが、2試合連続でヒットを放ち、今季の打率は.292、OPSは.994となっている。 なお、この試合ではエンゼルスのベン・ジョイスが9回表に登板し、三者凡退の好リリーフ。トミー・エドマンを空振り三振に仕留めた4シームは今季メジャー最速の105.5マイル(約169.8キロ)を計測した。これはスタットキャスト史上2位の球速であり、三振を奪ったボールとしては史上最速となっている。