エンゼルス“元同僚”たちの本音「ショウヘイは野球界で最高。やっぱりここにいてほしい…」ドジャース移籍前、大谷翔平はどんな存在だったか?
「翔平の移籍のことは考えないようにして…」
そんな大谷について、ウォードはトレード騒動の時期に残留を熱望した。 「個人的には翔平の移籍のことは考えないようにしているんだ。『勝たなきゃ』って自分に重圧をかけてしまうから」と前置きしつつ、ベストプレーヤーである大谷と一緒にプレーできる喜びを少しでも長く享受したい、と考えていた。 しかしそんなウォードに悪夢が襲ったのは、7月29日のブルージェイズ戦。相手投手の投じたシンカーが顔面に直撃すると、鼻から出血するなど顔面を骨折。これによって2023シーズンは終了し、結果的に大谷とチームメートとしてプレーする日々はここで終わった。 2024シーズンのウォードは開幕直後から4番打者を務め、4月中旬から3番打者に。左ひざをケガしたトラウト不在の打線にあってチーム最多タイとなる72試合出場、12本塁打をマークしている。タイラー・グラスノーら剛腕投手との対戦が予想される中で、大谷に負けじと大飛球を飛ばすことができるか。
大谷に教えてもらった「スラムダンク」
<名言3> 『スラムダンク』は今、漫画を読み始めているところだ。 (カルロス・エステベス/Number1072号 2023年4月27日発売) ◇解説◇ 野球に人一倍真摯な大谷は、グラウンドを離れると「Number」のインタビューでも触れたとおり――Netflixの話題作を見たり、マンガを手にする青年の一面もある。その日本アニメを契機にエンゼルスでよく盛り上がっていたというのが、今季もクローザーを務めるエステベスである。 エステベスは「ドラゴンボールZ」のキャラクターのフィギュアを飾るほどのアニメ好き。ということで大谷におすすめマンガを教えてもらったそうで……日本が誇るバスケットボールの金字塔マンガに触れたそうだ。
エンゼルスの“意地”にも注目?
2023年のオールスターでは自身初となるオールスター選出となったエステベスは、大谷にスペイン語で「ベテラーノ! (ベテランの意)」とイジられたこともあったという。そんな良好なふたりの初対決が実現するとしたら、エンゼルスが終盤までリードを保ったシチュエーションだろう。 高速道路で行き来できる距離から「ハイウェイシリーズ」と呼ばれる2連戦で、かつてのエンゼルスの仲間たちは“愛し続けた”大谷相手に意地を見せられるか。
(「スポーツ名言セレクション」NumberWeb編集部 = 文)
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