【私立恵比寿中学】年齢差11歳。真山りかと仲村悠菜の寄り添う青春像/アルバム発売記念インタビュー
アルバムを引っ提げた春ツアーがスタート
──4月からは「私立恵比寿中学 15th Anniversary Tour 2024~the other side of indigo hour~」がスタートします。どんなツアーになるのでしょう? 真山 私たちもまだわからないんです(笑)。年齢差を活かした演出や、それぞれのキャラクターにあった衣装を作りたいよね、という意見も出ています。 アルバムを引っ提げてのツアーなので、「indigo hour」の世界観をより膨らませて、女性として一人一人がしっかり立つような演出のライブになれたらいいなと思っています。みなさんと一緒に私たちの豊かな楽曲で踊れたらいいですね。 仲村 去年の春ツアーで、私の地元の福岡公演のチケットがソールドアウトしたことがすごくうれしくて。今年も福岡公演があって、去年よりも少しキャパが大きくなったので、今年もソールドアウトできるようにしたいです。10人でご当地の美味しいものを食べたり、観光したりもしてみたいです。あと、個人的な目標としては体力をつけたい! ──というと? 仲村 ライブではとにかく全力でやることが私にできることだと思っていて。中山莉子ちゃんの全力さや、がむしゃらさを参考にしているんです。ただ、去年の春ツアーでは体力の加減ができずに全力を出しすぎて、後半はちゃんと客席が見られなくなったり、自分の色のペンライトが見つけられなくなったりしちゃったので。 真山 それだけ全力を出せるって、素敵なことだけどね。 仲村 アンコールの曲で「ここは、こうパフォーマンスしたい」と練習していたことができなかったので、とにかく体力をつけて、客席の奥のほうまでしっかり見渡せる余裕がほしいです。去年の秋から筋トレやウォーキングもするようになったんです! 真山 おお、すごーい! 仲村 お散歩をすごくしてます。 真山 …それウォーキングかな? かっこよく言ってるだけじゃない(笑)。 仲村 あはは(笑)。私、本当に動くのが嫌いすぎて、隙あらば寝転がりたいんです。でもそれじゃダメだなと思って散歩や筋トレをするようになってからは、体力も精神力もついた気がします。 真山 苦しいときは「今いい感じだよ」と筋肉に語りかければいいよ! 私もこれまではペース配分を考えずに走り続けてきましたが、去年の春ツアーで帯状疱疹にかかったり、年末に風邪を引いてお休みしたり……。人間の体力には限界があるし、「10代に負けないぞ!」という気持ちだけでは倒れてしまうので、年齢を重ねたなりの方法があることを学びました。新しい真山りかを見つけなきゃなって思っています。