存命原告全員が受け入れ 元徴用工訴訟問題解決策 韓国
【ソウル時事】日韓の懸案となってきた元徴用工訴訟問題を巡り、韓国政府関係者は30日、原告の李春植さんが政府傘下の財団から賠償金相当額と遅延利子を受け取ったと明らかにした。 2018年に韓国最高裁で日本企業に対する勝訴が確定した原告のうち、存命する2人がいずれも政府の解決策を受け入れたことになる。もう一人の原告は23日に賠償金相当額などを受領した。 18年に勝訴が確定した原告は15人。11人の原告の遺族が解決策を受け入れたが、2人の原告側は拒否している。