【バスケ】前田顕蔵HC「我慢して勝ち切れた」秋田ノーザンハピネッツが4連勝で通算9勝7敗
Bリーグ・1部(B1)は、11月30日から12月2日まで第9節が行われ、東地区の秋田ノーザンハピネッツは11月30日と12月1日の両日、ホームのCNAアリーナあきたで西地区8位の滋賀レイクスと対戦した。 第1戦、秋田は序盤から試合をコントロールし、中山拓也やガディアガ・モハマド・アルバシールが果敢に攻める。第2クォーターには、この日が2回目のスタメン入りとなった元田大陽が3ポイントシュートを決めるなどしてリードを広げ、40-33で折り返す。 後半、滋賀の猛追を許すと一時リードを奪われる展開となるも、リバウンドからセカンドチャンスへと繋げるなどして得点を重ねていき、最後は73-66で勝利。第2戦も77-73と接戦を制し、長崎ヴェルカ戦からの連勝を4に伸ばした。今節の勝利で秋田は通算9勝7敗と勝ち越しに成功。東地区4位につけるなど、調子を上げている。 第1戦はタナー・ライスナーがチーム最長となる33分42秒の出場で9得点7リバウンド3スティールを記録。そのほか、ヤニス・モランが14得点9リバウンド、アルバシールが11得点2リバウンド2スティール、中山拓哉が10得点7リバウンド4アシスと続いた。第1戦試合終了後の会見には、前田顕蔵HCとアルバシールが記者の質問に答えた。
前田顕蔵HCの滋賀戦後のコメント
ー滋賀戦の総括 (マーキース)カミングス選手が戻ってくるというゲームで、記録的には(滋賀は)今1勝しかしてないが、スカウティングする中でよく戦っているチームだし、(カミングスが戻ってくることで)全く違うチームになるだろうなと(予想していた)。今日(第1戦)、バイウィーク明けで少しリズムが作れなかった部分もあったが、我慢して勝ちきれたことは良かったかなと思う。モータム選手にやられたところだったり、自分たちのコンセプトの部分でまだまだ徹底できない部分があったが、そういうところをしっかり改善しながら明日(第2戦)準備したいと思う。 ーゴール下の強度について 長崎戦もそうだったが、粘る力が出てこないと僕たち(秋田)自体は難しいのかなと思っている。今日、沢山のエラーがあったんですが、失点を66に抑えレテいるというのはそういうマインドでやってくれているからだと思うし、そこの部分は勝ちを積み上げながらチームとしてはそういうマインドを大事にしていかなきゃいけないのかなと思う。 ー滋賀のマーキース・カミングスへの対策 カミングス選手は非常に能力が高いし、Bリーグで経験がありますし、そこの部分で。彼に関してはまだ本調子ではないと思うので、今日は危なかったですけど、明日はもっとリズムというか、ゲーム勘が戻ってくると思うので、まだまだ要注意しないといけないなと思っている。