王座奪還の日本生命レッドエルフ 麻生麗名「向かっていく気持ちで戦った」笹尾明日香「みんなの優勝です」ファイナルを戦った選手、監督の思い
日本生命レッドエルフ・麻生麗名、笹尾明日香コメント
<ファイナルを振り返って> 麻生:ファイナルは初出場だったので、自分たちらしく思い切って頑張ろうと笹尾さんと話をしていました。1ゲーム目は取られてしまいましたが、なんとか勝ち切ることができて嬉しいです。またMVPを受賞することができてとても嬉しく思います。 笹尾:最初は少し緊張してしまいましたが、試合前に話していたように向かっていく気持ちで楽しくプレーしようということを意識して、結果的に勝つことができて本当に嬉しかったです。今まで支えてくださった方々に感謝を伝えたいです。 <お互いへの信頼感> 麻生:2年間組ませてもらって、上手くいかなったときもあるんですけど、自分たちの得点パターンも分かってきました。笹尾さんはとても頼りになる先輩で、笹尾さんが打った後自分が決めるんだという気持ちです。いつも声をかけてくれるので自分らしくプレーすることができます。 笹尾:麻生選手は秘めた闘志が素晴らしい選手。びっくりするようなボールも沢山出してくれて、チームを盛り上げてくれます。すごく努力を重ねられる人だと思っていて、信頼しています。このペアでどこまでも行けるんじゃないか、と思わせてくれるような素晴らしい選手だと思います。 <MVPの賞金や副賞をどう使いますか> 麻生:食べることが好きなので、美味しいごはんやスイーツを食べに行きたいと思います。 笹尾:マッサージや温泉に行って疲労回復をしようと思います。あとは飛行機で使うイヤホンと、コーヒメーカーがほしいなと思います。 <早田ひな、伊藤美誠から学んだこと> 麻生:練習に向かう姿勢、試合に臨む姿勢を日頃から学んでいます。自分もお二人と同じくらい強くなれるように頑張っています。 笹尾:小学校に入る前から見てきた選手で、日頃の練習や試合のベンチでの様子も勉強になります。より一層勉強して自分も強くなれるように頑張りたいです。 <相手が想定していたペアと違ったのことでしたが> 麻生:想定していたペア(張本美和/木原美悠)とは違うペアとの対戦で少し驚きましたが、過去2回対戦した時のことを振り返り、向かっていく気持ちで戦いました。 笹尾:想定していたペアとは違うことが分かり驚きましたが、練習してきたことは必ず生きると思ったので、自分たちの持てるものを総動員して戦いました。 <優勝が決まったときにこみ上げた思いとは> 麻生:今年は王者奪還を目指してチーム一丸として、頑張ってきました。キャプテンの森さくら選手がチームを引っ張ってくれて、大きな声も出して応援してくれていたので感動しました。 笹尾:木下アビエル神奈川は最強のチーム。私たちで勝てるかなという思いもありましたが、みんなの思いを集結して勝つことができて嬉しかったです。出られない選手、ベンチに入れなかったみなさんが、ベンチ以上に声を出して応援してくれて、すごく力になりました。みんなの優勝だと思います。