安田祐香、3打差2位で初V逃す「状態は悪くないし、次の試合も頑張りたい」/国内女子ゴルフ
アース・モンダミンカップ最終日(24日、千葉・カメリアヒルズCC=6688ヤード、パー72)単独首位で出た小祝さくら(26)=ニトリ=が71で回り、通算16アンダーで逃げ切って今季2勝目を挙げた。通算11勝目。生涯獲得賞金は史上3番目の若さで7億円を突破した。1998年度生まれの「黄金世代」は今季17戦で6勝目となり、年間12勝した2019年を上回るハイペースだ。3打差の2位に67で回った安田祐香(23)=NEC=が入った。連日の降雨の影響で、最終ラウンドが23日から順延された。 5位から出た安田祐香が5バーディー、ボギーなしの67と追い上げ、昨年10月以来の2位に入った。 スタート時の7打差を最大で2打差まで縮める猛追に「スコアは見ていたけど、差があった分、仕方ないです。きょうはいいゴルフができて良かった」と満足そうにほほ笑んだ。2020年にプロデビューした思い出の大会で、ツアー3度目の2位。初Vが期待される23歳は「プロデビューしてもう4年。状態は悪くないし、次の試合も頑張りたい」と目を輝かせた。 ■2年ぶりに予選を通過、最終Rを74で回り、30位だった不動裕理 「やり切れてよかった。そこそこのゴルフはできたし、体力も大丈夫だった。パットが入れば予選を通ることはわかった」