【MLB】「ロベルト・クレメンテ・デー」にパイレーツが勝利 ロイヤルズとの接戦を制してスイープ負けを回避
【ロイヤルズ3-4パイレーツ】@PNCパーク
日本時間9月16日、MLBは「ロベルト・クレメンテ・デー」となり、パイレーツは全選手・監督・コーチが背番号「21」のユニフォームでプレー。クレメンテ氏の家族が始球式に登場したロイヤルズとの一戦に4対3で勝利し、本拠地PNCパークでの3連戦のスイープ負けを回避した。パイレーツ2番手のカルメン・マジンスキーが3勝目(5敗)を挙げ、6番手のアロルディス・チャップマンは9セーブ目を記録。ロイヤルズ先発のブレイディ・シンガーは5回6安打4失点で11敗目(9勝)を喫した。 【動画】ロベルト・クレメンテ氏の家族が始球式を務める 初回にブライアン・レイノルズのタイムリー二塁打で先制したパイレーツは、直後の2回表にユリ・グリエルの犠飛で追いつかれ、4回表にはマイケル・ガルシアのタイムリー二塁打で勝ち越されたものの、4回裏一死満塁からニック・ゴンザレスの内野ゴロの間に同点に。5回裏にはアイザイア・カイナー=ファレファのタイムリーで勝ち越しに成功し、さらに二死満塁からラウディ・テレズが押し出し四球を選んで4対2とリードを広げた。 6回裏に3番手のコリン・ホルダーマンが二死満塁のピンチを招き、ボビー・ウィットJr.の押し出し四球で1点差に迫られたが、4番手のデニス・サンタナがピンチを脱出。サンタナは7回表無死2塁のピンチもしのぎ、8回表は5番手のデービッド・ベッドナー、9回表は6番手のチャップマンが三者凡退に抑えて1点のリードを守り抜いた。 クレメンテ氏と同じ右翼手としてプレーしたパイレーツの新人ビリー・クックは、カイナー=ファレファのタイムリーで一塁から生還して勝ち越しのホームを踏み、3回表の守備では右翼からの強肩も披露。試合後、「彼の背番号を背負っていいプレーができたのは本当に特別なことだ」と嬉しそうに話していた。