「裁判は佳境に入っていくところ」原告側の弁護士が語る 熱海土石流をめぐる裁判 現地検証を行う方針が示される=静岡
静岡放送
静岡県熱海市の土石流災害をめぐる非公開の民事裁判で、裁判所は2024年10月に現地の検証を行う方針を示しました。 【写真を見る】「裁判は佳境に入っていくところ」原告側の弁護士が語る 熱海土石流をめぐる裁判 現地検証を行う方針が示される=静岡 熱海市で発生した土石流災害をめぐっては、遺族らが盛り土の前の土地所有者や現在の土地所有者、静岡県や熱海市などに対し、64億円あまりの損害賠償を求める裁判を起こしています。 原告側の弁護士によりますと、11月6日に開かれた非公開の弁論準備では、裁判所から2025年10月に現地の検証を行なう方針が示されました。原告側の弁護士は裁判は2026年の春頃に決着が着く見通しを立てています。 <原告側 加藤博太郎弁護士> 「まさにこう裁判の終結に向かって佳境に入っていくところなんじゃないかという風に思っている」 現地の検証には原告側や静岡県、熱海市も立ち会う方針を示しています。また、裁判所は2025年の12月頃に証人尋問を行なう見通しを明らかにしたということです。次回期日は2025年2月5日です。
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