私のブーツってもうダサい…?“お古見えブーツ”と“来冬もいけるブーツ”の決定的な違い
みなさん、こんにちは。ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。3月に入り、すでに春らしい陽気に包まれていますよね。となると、早々に片付けたくなるのが冬アイテム。とくに小物類は新年度が来る前に整理整頓してしまいたいもの。そこで今回は、冬のブーツは今が捨てどき! もう活躍しないお古見えブーツの特徴をご紹介します。 【イラスト】もう活躍しない?お古見えブーツの特徴
お古見えブーツ①「足首丈のショートブーツ」
2010年~2015年頃まではショートブーツが流行していました。今の主流となっているミドルブーツよりも短く、足首丈までのショートブーツをはいていた方も多いのでは? ロングブーツと違ってコンパクトなシルエットではきやすく、当時の定番デニムであるスキニージーンズと合わせるスタイルが人気でした。 あれから10年以上経った今。足首丈のショートブーツはいつからか消え去り、ふくらはぎ下ほどの丈の長さのミドルブーツかロングブーツが定番化しています。物持ちの良い大人世代のなかには、この流行の変化に気づかぬまま足首丈のショートブーツを今でもはいている……という方もいるのではないでしょうか。 もちろんお気に入りで活躍させられているのなら問題ないのですが、もしシューズボックスの奥深くに仕舞い込んだままだとしたら、それはもう確実なるお古見えブーツ。潔くこの春にお別れを検討してもいいかも。
お古見えブーツ②「飾り付きのブーツ」
2015年に到来したノームコアブームより前のファッショントレンドは、とにかくデコラティブなデザインばかりでした。トップスにしてもビジューやフリルがふんだんにあしらわれた甘いデザインや、ナチュラル素材の森ガールなども、現代では想像がつかないほどトゥーマッチな飾りがついていましたね。 ブーツにいたっても同じく、ベルトつき・レースアップ・ファー素材といったデザイン性に富んだアイテムが多かったです。シンプルでミニマルさを良しとする現代ファッションとは対極にあるデザインは、今取り入れてしまうとどうしてもお古見え確定。もし自宅および実家にそんなアイテムを見つけたならば、十分役目を果たしたとしてお別れを検討しても良いでしょう。