愛の募金 福祉団体や施設に配分
県民からの寄付を福祉活動に役立てる「愛の募金」の配分贈呈式が前橋市で行われました。上毛新聞厚生福祉事業団の「愛の募金」は、1971年に始まり、これまでに総額およそ16億円の募金が、福祉事業に取り組む団体や施設に贈られています。贈呈式では、事業団の理事長を務める上毛新聞社の関口雅弘社長から施設や団体の代表者に目録が手渡されました。今年度は県民からおよそ2200万円が寄せられ、福祉活動に取り組む25の団体と21の施設、児童養護施設などに入所する児童・生徒らへの進学や就職に対する助成など4つの事業に配分されました。団体を代表して高崎市のNPO法人工房あかねの代表小柏圭子さんは「それぞれが得意な分野で社会との接点を持てるような活動を続けていくために、有効に使わせていただきます」と感謝の言葉をのべました。なお歳末特別受付として今月26日の午後5時まで上毛新聞の本社や支社などで募金を受け付けているということです。