29歳GK阿波加俊太が現役引退を発表「自分の気持ちの限界を感じた」札幌のスクールコーチに就任へ
北海道コンサドーレ札幌は10日、2024シーズンをもって契約満了となったGK阿波加俊太(29)が現役を引退し、クラブのスクールコーチに就任することを発表した。 【写真】「美しすぎ」「めっちゃ可愛い」柴崎岳の妻・真野恵里菜さんがプライベートショット披露 阿波加は札幌の育成組織から2013年にトップチームへ昇格。SC相模原や愛媛FCなどへの期限付き移籍を経験して2022年にJFLへ移籍。昨季札幌に復帰してJ1デビューを果たした。プロキャリアを通じたJリーグでの出場歴はJ1が2試合、J2が1試合、J3が5試合、ルヴァンカップが1試合だった。 引退に際して阿波加は「年齢的にまだできる可能性もあるとは思いますが、正直、自分の気持ちの限界を感じたからです。今シーズン5月頃にオーバートレーニング症候群と診断され、僕の場合は異常な疲労感が出てしまい長く練習を休みました。現在は回復して問題はありませんが、休んでいる間や少し良くなってきた期間でこれから自分がどうしていくのが良いか考えて、この決断をいたしました」と説明。続けて以下のようにコメントしている。 「サッカー選手としてたくさんの良い結果を残す事はあまり出来ませんでしたが、チームのゴールを守る責任感を常に持って毎日必死に、そして真面目にトレーニングをしてこられたと思います」 「これまで12年間で5チームに在籍させていただきました。SC相模原、HondaFC、愛媛FC、アトレチコ鈴鹿、本当に長い間お世話になってきた北海道コンサドーレ札幌、どのチームにいても多くのサポーターのみなさんに温かいご声援を頂きました。それがなければここまで続けては来られなかったと思います。そして今まで出会ったチームメイト、監督、コーチ、スタッフの方達のおかげで、素晴らしい経験をさせていただきました。関わってくださった全ての方に感謝しています。本当にありがとうございました」 「そして引退後は北海道コンサドーレ札幌のスクールコーチに就任させていただく事になりました。指導者として、自分も一緒に成長させていただきながら、サッカーの楽しさ・面白さを伝えられるように頑張っていきたいと思います。サッカー選手としてはここで終わりますが、指導者としての阿波加俊太をこれからもよろしくお願いいたします」