Z世代俳優 眞栄田郷敦・高橋文哉・板垣李光人の人生のモチベーション
俳優の眞栄田郷敦さん、高橋文哉さん、板垣李光人さんが『ボクらの時代』で鼎談。 2024年8月9日から公開している映画『ブルーピリオド』で共演している若手俳優3人が、人生や仕事をする上でのモチベーションを語りました。 【写真9枚】眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人の写真を見る
人生のモチベーション 眞栄田・高橋・板垣の「仕事を頑張れる理由」
眞栄田: モチベーションが高いですよね? 高橋: 何のですか? 眞栄田: 人生の! 板垣: アハハ(笑) 高橋: でもちゃんと自分で自分を支えられるようになったのは本当にここ1年ぐらいです。 それまでは「頑張ってこういう作品やります、寝られないので大変だけど現場行くと楽しい、作品がみんなに届いてうれしい」と思っていたんですけど、今は自分がこの役をやる事で、自分にも何かがあって、届いた人にも何かがあって…そのために頑張ろうと思う。 自分のために頑張る期間はもう終わったなという気はしていますね。 自分以外の人のために頑張る期間です、今は。 眞栄田: 素晴らしい!すごいな…。 高橋: 僕の中にしかない勝手なものなので…。 郷敦さんはモチベーション、何ですか? 眞栄田: 気持ちよくオフの日に遊べる事、かな……フフフ(笑) 高橋: …と、言うと?(笑) 眞栄田: 1つの作品を終えて公開や放送されると、また1つ自分の中で得るものがあって1つステップアップした状態で、作品と作品の間に羽をのばす時、そこでモヤっとしたくないから、やりきった上でバーベキューを楽しみたいという(笑) 板垣: アハハ(笑) 高橋: ちゃんとやる事をやって、やりたい事もやってという事ですよね(笑) 眞栄田: 役者って自分の中でツールの1つでしかない感覚があるんです。 自分の人生の幸福だったり、そういうツールの1つかなって感じですかね。 板垣: 僕はこの仕事に関して言えば、やっぱりこの場所が一番、息がしやすいからいるというのはある。 それがある中で自分たちが作るだけ作っても、それを受け取る人がいないと始まらないところもあるので、届けた先で、送り出した先で、どういうふうにその作品が育っていくのかという楽しみもある。 自分も作品であったり音楽であったり、いろんなエンタメに救われてきたし、心を動かされることもあった。 自分が今度は心を動かせられる側に立った時に、誰か一人でも人生を良い方向にできたらいいなというのもある。 眞栄田: ファンに重きを置くというのは、結構ありますか?ファンに対しての意識はするんですか? 高橋: 僕は(ファンの存在が)めちゃくちゃ大きいと思っていて、僕がこの仕事をしている核の部分に(ファンの存在が)ある。 例えば仕事のオファーが来た時、自分がその仕事をやってみたいと思った時にファンの人が次に高橋文哉がこの作品をやるとなった時に、何を思うかは考えます、絶対に。 意外性なのか、王道ど真ん中なのか、「そういう役もできるんだ」とファンの人に思ってもらえるためにやるというのも1つのモチベーションだし、一番恩を返さないといけない場所だとも思っている。 ファンの人のためにもちゃんと頑張らないといけないと思うし、僕がさっき言っていた「自分のために頑張る時期は終わった」というのは、ファンの方の存在も大きい。 家族や事務所の人のためにも頑張るんだけど、一番大きい存在はファンの方かなと思いますね。 (『ボクらの時代』 2024年8月18日放送より)
ボクらの時代