アラフォーのメンズファッションに必要な7つの基本姿勢
④最新ファッショントレンドをキャッチし続ける!
アラフォーといえば、青春時代にファッション雑誌を読み漁った世代だ。「Boon」「Street Jack」「COOL TRANS」といったストリート系の雑誌や、当時モード系に強かった「MEN’S NON-NO」、当時で言うスーパー高校生やギャル男、サーファーが読者モデルとして登場する「東京ストリートニュース!」「BOYS RUSH」「men’s egg」「Fine」などを購読し、思い思いのファッションを楽しんでいた。B-BOY系、裏原系、ギャル男・お兄系、サーフ・スケーター系など、ファッションスタイルが明確にカテゴリ分けされていたのも懐かしい。「あの頃はファッションが本当に面白い時代だった」と語る、アラフォー世代のファッション業界人も多い。 ファッションが面白い時代に青春時代を過ごしたからこそ、当時の刷り込みが強く残ってしまいがちということを自覚し、現在の流行の把握に努めるのが吉。古着スタイルやスケータースタイルなどフレーズは同じでも、当時と今ではノリが全く違うことも理解しておきたい。具体的にイマの流行を把握する方法としては、OTOKOMAE編集部がイタリアを中心に世界中で撮り下ろした最新ファッションスナップが見られる公式インスタグラムアカウントや、自分がお手本としたいアラフォー男性の個人アカウントをフォローしたり、表参道や伊勢丹メンズ館といったファッション感度が高い男性が集まるスポットに足を運んで、おしゃれな男性を観察するのをおすすめしたい。ちなみに観察する対象は、街中でトレンドを把握するという意味あいで、同年代の男性だけでなく10代や20代の若い男性も含めてほしい。これを見れば一瞬で流行が掴めるといった類の方法はなく、普段から地道に目を養うことが必要だ。 OTOKOMAE編集部「ちなみに“アラフォー メンズファッション”等で検索して情報集めするのは、おすすめしません。あくまで個人的な感想ですが、発信されている内容の多くがトレンドとはかけ離れている上に、それ以前の問題で、普通に考えたらイケてないスタイルを、さもそれが正解かのように紹介する記事がヒットするからです。例えば“40代は細身のアイテムを選べば洗練された印象になります”等と謳い、正直言って時代遅れのスキニーパンツやピチピチのテーラードジャケットを勧めていたりと、やりたい放題。自らの服装に対して向上心のあるアラフォーを食い物にするようなスタンスで発信される情報に振り回されないでほしいと思います。」