アラフォーのメンズファッションに必要な7つの基本姿勢
②ドレスアイテムを1点以上取り入れる!
ミドル世代のアラフォー男性にとって、年齢相応の「大人っぽさ」や「品」といった要素は、イケオジと思われるために不可欠だ。それらを演出するのに効果的なのが、いわゆるドレスアイテム。チェスターコートやテーラードジャケット、スラックス、革靴などを1アイテム以上取り入れることで、「大人っぽさ」「落ち着いた品の良さ」を感じさせる着こなしになる。例えばこちらの着こなし。スウェットフーディーという極めてカジュアル感の強いアイテムも、チェスターコートを合わせることで、子供っぽさを感じさせない着こなしに仕上がっている。使用頻度や手入れ状況にもよるが、コートやジャケット、革靴に関しては消耗が激しくないカテゴリのアイテムだし、ベーシックなデザインを選べば着回しもきくし何年も着続けられるので、予算配分を多めにして購入するのが吉。 OTOKOMAE編集部「個人的な好みの側面も大きいですが、オフの着こなしにドレスアイテムを多用しすぎると、おじさんっぽさに拍車がかかる面もあると思っています。さらにおじさんになってから、いくらでも全身ドレスウェアの格好はできるので、若さのかけら(!?)が残っているアラフォーなら、ぜひ全身ドレスウェアではなく、一部にカジュアルウェアを取り入れたドレカジスタイルにトライしてほしいと思います。一方で、ジャージ上下やスウェット上下など、ゴリゴリのストリートスタイルはアラフォーになってくると(ヒップホップDJをしているなどの)ライフスタイルや、それにふさわしいヘアスタイルや雰囲気が伴っていないと、お洒落に無頓着なおじさんに見えがちなので、避けるのが無難かもしれません。」
③コーディネートするアイテムのカラーを「3色以下」に抑える!
アラフォー男性なら、仕事や人間関係において「過ぎたるは及ばざるが如し」という言葉がよぎるような失敗経験を持つ方も少なくないのでは?ファッションにおいては、特に色や柄の使いすぎは禁物だ。具体的には「3色以下」程度に抑えるのが目安。基本「黒」「ネイビー」「グレー」などのメンズベーシックカラーを軸に服を選んでワードローブに加えておくと、セオリー通りの着回しがしやすい。ちなみに、メンズファッションにおいて前述の3色に次いでよく取り入れられるのは「ベージュ」「ブラウン」「オリーブグリーン」あたり。Tシャツをはじめとするインナーやスニーカーに関しては「白」が王道カラーだ。 もし柄を取り入れる場合には「3色+1柄以下」に抑えると失敗しにくい。 OTOKOMAE編集部「差し色を入れる場合には、時計やアクセサリーの色味も考慮するのが個人的におすすめです。私は普段グリーン文字盤の腕時計を好んで使っているので、サングラスの色味はグリーン系にしていますし、服に差し色を入れる場合も基本的にはグリーン系を基本としています。青や赤といったそれ以外の色味を差し色使いする際には、グリーンの時計を付けないようにしています。」