引っかかりやすいが…実はそれがメリット! 三原直之新ブランド『WAZAMONO(ワザモノ)』の『スピナーベイト』
シングルコロラドタイプ
三原「このシングルコロラドスピナーベイトはアームがブラシガード、というイメージでジグ的に使います。メタクロに近いですね。メタクロは速さとブレードの回転で勝負するのに対して、シングルコロラドは波動とスローさで勝負。形はスピナーベイトだけど使い方はフットボールジグです」。 この丸いヘッド形状が適度な引っかかりを生む。
ビッグブレードタイプ
三原「ビッグブレードだけはWウイローが必要かなと思ってます。Wブレードにする意味は、群れ感と振動の抑制です。ターンなどで濁った状況に強く、マグナムクランク的に使います。アームが1.5ミリ径と太いので振動が発生しにくく、ビッグウイローのジャンルで一番弱いスピナーベイトを目指しています」
霞水系用タンデムブレード
オールスタークラシックで朝に2尾キャッチしたのがこのスピナーベイトと同型。3/8オンスで0.6ミリの極細ワイヤーが特徴。シルエットはコンパクトだけど波動が強い、という狙いだ。 三原「なにかにスタックしたときにアームがたわんで、スルッと抜けずに、貯めて貯めてから一気に抜ける。その緩急で食わせるスピナーベイトです」。 ちなみに右のコロラドは1.5ミリワイヤーを使用している。