オール1年生の共愛学園が初優勝で都大路へ 男子は東農大二が中盤で抜け出し6連覇/群馬県高校駅伝
全国高校駅伝の出場権を懸けた群馬県高校駅伝が10月26日、前橋総合運動公園周回コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は共愛学園が1時間12分18秒で初優勝し、都大路出場を決めた。男子(7区間42.195km)は東農大二が2時間9分26秒で制し6連覇を果たした。 5区間すべて1年生で臨んだ共愛学園。1区を任された主将の稲井円花は、区間賞に輝いた新島学園・清水りの(2年)と同タイム(20分47秒)ながら2位で中継した。続く2区の田村爽葉がトップに浮上。2位に18秒差をつけた。3区の金子希来莉、4区の新井萌々花も首位をキープ。アンカー(5km)の栗原未羽が16分39秒の区間賞で真っ先にフィニッシュした。 前年まで6連覇していた常磐は、共愛学園から1分25秒差の2位だった。 東農大二は1区3位から徐々に順位を詰めると、トップと2秒差の2位でタスキを受けた3区の岩瀬駿介(3年)が、逆転に成功。4区(8.0875km)の大竹実吹(2年)は24分48秒の区間賞でリードを中継前の20秒から1分28秒まで拡大した。アンカー(5km)の武川航也(2年)も15分02秒の区間賞。6年連続33回目の全国大会出場権をつかんだ。 全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、今年から都道府県代表のほかに、男女ともに地区代表が出場する。
月陸編集部