おせちの食材・食品は購入のタイミングが命 ベテラン主婦がベスト&ベターな購入時期や上手な冷凍方法を伝授
スーパーやデパートの店頭におせちの注文票が並び始めた今日この頃。 「わが家もそろそろおせちの食材や食品の購入計画を立てなければ」 とお考えの方も多いでしょう。 そこでこの記事では、長年おせちを用意してきたベテラン主婦が、ベスト&ベターなおせち食材・食品の購入タイミングや上手におせち食材・食品を冷凍する方法を紹介します。
おせち料理の食材を買うタイミング
まず、おせち料理の食材を安く買うのによいタイミングをお伝えします。 ◆日持ちする根菜類はクリスマス前に買いそろえる お煮しめやお雑煮に使う野菜の多くは、日持ちがする根菜類です。 ごぼう、れんこん、にんじん、里芋、大根 など これらの野菜は店頭価格がまだ安いクリスマス前に全部買いそろえるのがおすすめです。 ちなみに、多くの根菜は業務スーパーなどで製造から1~2年の長期保存も可能な冷凍加工品を容易に入手できます。 その方が生鮮野菜を買うよりコスパはいいでしょう。 <業務スーパー冷凍加工済根菜の参考価格> ごぼうささがき500g 238円 さといもSサイズ500g 198円 Mサイズ500g 213円 スライスれんこん500g 218円 大根500g 148円 ※業務スーパー製品の価格は販売時期や店舗によって異なるのですべて参考価格(税抜)として表示 作るものが決まっているなら業務スーパーの煮物野菜セット(水煮)もおすすめです。 例えば、私が毎年末に買っている筑前煮(水煮)500gは税抜238円。 スーパーより100円は安く買えます。 この商品は消費期限が先のものを選べば未開封で1~2か月先までもつので、商品が品薄になってくるクリスマスの前に買っておくのが無難です。 ◆日持ちがしないおせち用野菜は冷凍野菜を活用 一方、日持ちがしないおせち用の野菜には次のものがあります。 葉物野菜、絹さや、インゲン など これらの野菜をおせちの材料として使う場合は、市販の冷凍野菜を使うのがおすすめです。 例えば、ほうれんそう、菜の花、葉物野菜やインゲンは、1袋100~200円台で買える業務スーパーで買うとお得です。 また、12月上旬までに買っておくと品切れで入手できない事態を回避できます。 <参考価格(税抜)> 冷凍さといも 500g 420円 カットインゲン 500g 138円 菜の花 218円 一方、冷凍品が入手しづらい絹さやはホームフリージングが可能です。 ニチレイの『ほほえみごはん』に上手なホームフリージングの方法が掲載されていますのでぜひご覧ください。 ◆鶏肉 おせち料理やお雑煮など多様な用途で使える鶏もも肉を買うのによいタイミングもお伝えします。 鶏もも肉はクリスマスが近づくと価格が大きく上がるため、その前に買っておきたいところです。 ただ、水分が多い鶏肉をホームフリージングすると味が大きく落ちるので、冷凍加工済みの鶏もも肉を買うのがおすすめです。 例えば業務スーパーの鶏肉は他店より割安で買える人気商品です。 大量に鶏肉を使う方はクリスマスや年末など品薄になりやすい時期になる前に購入しておくといいでしょう。 <業ス鶏肉の参考価格と消費期限> ブラジル産 鶏もも肉 2㎏ 1,398円 ブラジル産 鶏もも肉角切り 2㎏ 1,480円 ※冷凍保存の消費期限は製造日より約2年 上州高原どりもも肉 2㎏ 1,700円 ※冷凍保存の消費期限は製造日より約1か月 ◆こんにゃく お煮しめに使う食材として欠かせないのがこんにゃくです。 こんにゃくの賞味期限は30~90日。早めの購入が可能です。 年末になると店頭価格が上がるので12月上旬までに買っておくといいでしょう。 こんにゃくも業スの製品が安くてお得です。 <業スこんにゃくの参考価格> 板こんにゃく250g 46円 生芋板こんにゃく250g 48円 業務用こんにゃく(黒)1㎏ 198円 ◆乾物 長く日持ちする昆布干しや干ししいたけなどの乾物は今のうちに買っておきましょう。 特売があればそのタイミングで買うのがおすすめです。