ホンダが世界初の電動過給機付き新型V型3気筒エンジン公開【EICMA2024】
電動ターボで任意に過給をコントロール
ホンダは2024年11月07日~10日にかけてイタリア・ミラノで一般公開されるバイクの見本市「EICMA(エイクマ)」で新規開発中の大型二輪車を想定した水冷75度V型3気筒エンジンを公開しました。 【画像】ホンダが開発中の電動過給機付き新型V型3気筒エンジンを画像で見る(22枚)
スリム&コンパクトを追求し開発中の新型エンジンは、二輪車として世界初の電動過給機を採用したパワーユニットです。
エンジン回転数に関わらず任意に過給をコントロールする事で、低回転からハイ・レスポンスなトルクデザインを実現する同ユニットは、スペースが限られている二輪車において、自由度高く配置可能な特徴を活かしてマスを集中化し、インタークーラーを必要としない設計を行う事で軽量化にも貢献しています。
ホンダによると、電動過給機付きV型3気筒エンジンは、内燃機関領域での新たなチャレンジとして位置づけ、モーターサイクルを操る楽しさ、所有する喜びをより一層体感してもらうことを目指したものとのことで、今後、ホンダのファンモデルへの適用が予定されています。
バイクのニュース編集部