映画『罪と悪』先行上映会舞台挨拶に登場した（左から）齊藤勇起監督、高良健吾さん、大東駿介さん、石田卓也さん　(c)2023「罪と悪」製作委員会

俳優の高良健吾さん（36）が24日、福井市で行われた映画『罪と悪』（2月2日公開）の先行上映舞台挨拶に、大東駿介さん（37）、石田卓也さん、齊藤勇起監督と登場。ロケ地・福井での撮影を振り返りました。 映画『罪と悪』のイベントに登場した高良健吾さん 映画は、監督の故郷である福井を舞台に、20年前と現在をつなぐ2つの事件の真相を、3人の同級生を通して描かれるミステリー作品です。 万雷の拍手で迎えられた高良さんは「今日は足元が悪い中お越しいただいて、ありがとうございました。自分たちも特急で福井に来るつもりが、運休になって飛行機になり、飛ぶか分からないという中、来ることができてとてもうれしいです」と喜びを明かしました。

■高良健吾「説得力があった」福井のエキストラに感謝

高良さんは、福井での撮影について「福井はとにかく“人”」と表現。「福井の皆さんに協力してもらって支えてもらって撮影ができた。エキストラの皆さまがしっかりと背後を固めてくださり、説得力があったので、自分の役に引き算ができた。俳優経験があるわけではないエキストラの皆さんが力をくれて、キャラクターが完成した」と感謝を伝えました。 イベントでは福井で食べたい名物についての質問が。高良さん、大東さん、石田さんの3人は声をそろえて「カニ！」と回答。実は高良さんと石田さん、齊藤監督の3人は10月に福井を訪れた際にカニを食べたといい、大東さんは「今回は絶対食べます！」と鼻息を荒くしながら語りました。