【速報】靖国神社に「Toilet」と落書き 中国籍の男(29)に懲役8か月の実刑判決 東京地裁
ことし5月、仲間と共謀し、東京・千代田区にある靖国神社の石柱に赤いスプレーを使い「Toilet」と落書きしたとして礼拝所不敬と器物損壊の罪に問われている中国籍の姜卓君被告(29)に対し、東京地裁は25日、懲役8か月の実刑判決を言い渡しました。 【動画を見る】11月には石の塀に「死」と落書き 東京・千代田区 これまでの裁判で、姜被告は起訴内容を認め、動機について、福島第一原発の処理水の放出に対する抗議が「一番大きな理由です」と述べ、「靖国神社に恨みはない」「落書きは悪いことだと思ったが、私はただ海を守りたい」と話していました。 検察側は、「共犯者を靖国神社に案内したり、犯行に使うスプレーを用意したりしていて、必要不可欠な役割を積極的に果たした」として姜被告に懲役1年を求刑。 一方、弁護側は「直接落書きをしたのは共犯者で、姜被告は指示通りに犯行に使用するものを準備したにすぎない」として、実刑判決とすべき理由はないと主張していました。