【男子バレーNL】日本はドイツとの“死闘”を制す 石川祐希と西田有志が20得点超えでけん引!
◇バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会 男子予選ラウンド第2週 日本3-2ドイツ(5日、西日本総合展示場) 【画像】男子バレーネーションズリーグ順位表(4日終了時点) バレーボールネーションズリーグの予選ラウンドの福岡大会。世界ランク4位の男子日本は同12位のドイツを3-2(25-22、22-25、25-27、25-23、15-8)で下し、大会通算5勝1敗としました。 第1セットは12-12から西田有志選手、石川祐希選手と強烈なアタックでポイント。徐々に点差を引き離すと、最後は長いラリーの中で石川選手がコースに決めて、セットを奪取。石川選手は第1セットで7得点をあげました。 第2セットも一進一退の展開。14-13の場面では高橋藍選手が横っ飛びで拾ったレシーブを、石川選手がスパイクを打ち抜き、2点をリード。しかし終盤はドイツの高さや強烈なサーブにも苦しみ、このセットを落とします。 第3セットの序盤、日本のサーブミスが目立ちますが、中盤には西田選手の強烈なサーブで崩し、小野寺太志選手がブロックでポイント。18-15の場面では小野寺選手が片手でレシーブすると、西田選手が豪快なスパイクをたたき込み突き放します。 それでも食らいつくドイツに追いつかれると、20点以降は取って取られての展開。24-24の場面では西田選手がポイントを奪い、日本のセットポイント。しかしそこから3連続ポイント奪われ、窮地に立ちます。 落とせば負けとなる第4セット、序盤は連続ポイントで離されたものの、高橋選手のスパイクが決まり、13-12と逆転。その後も互いに20ポイントを超えても一進一退の展開が続きます。それでも23-23から相手のサーブミスでポイントを奪うと、最後は石川選手のブロックで辛くもこのセットを奪います。 最終セットも大接戦。それでも6-6から西田選手のスパイクで1点リードすると、さらに8-6から西田選手のスパイクがさく裂。このポイントにはチームメートと喜びを爆発させます。さらに石川選手も決め、怒とうの4連続ポイント。一気にリードを奪い会場のボルテージも最高潮を迎えます。フルセットの死闘の末にドイツを下しました。石川選手と西田選手はともに21得点とチームをけん引。これで通算5勝1敗としました。 ネーションズリーグの予選ラウンドで上位7位以内に入れば、ファイナルラウンド(6月27日~30日)に進出することができます。 【NL日本の予選ラウンド日程】 ◆ブラジル開催 第1戦 勝 3-1 アルゼンチン 第2戦 勝 3-0 セルビア 第3戦 勝 3-2 キューバ 第4戦 負 1-3 イタリア ◆日本開催 第5戦 勝 3-0 イラン 第6戦 勝 3-2ドイツ 第7戦 ポーランド(6月7日) 第8戦 スロベニア(6月8日) ◆フィリピン開催 第9戦 カナダ(6月18日) 第10戦 オランダ(6月21日) 第11戦 フランス(6月22日) 第12戦 アメリカ(6月23日)