音楽理論の知識が無くても作曲ができる? コード進行をオススメしてくれる音楽制作ギア『Chordcat』が登場
人気のDJ機材「DDJ」シリーズやDJソフトウェア『rekordbox』などを手がけるAlphaTheta(旧:Pioneer DJ)が、音楽制作ギア『Chordcat』のクラウドファンディングを本日12時より開始。公開からわずか10分ほどで目標金額の300%を超えており、いま注目のアイテムとなっている。 【動画】Chordcat デモ操作 - Full version 『Chordcat』は8トラックのシーケンサーや150種類のサウンドを搭載した音楽制作ギアで、最大の特徴は「コードレコメンド機能」を備えること。これはさまざまなコード進行をデータ化し、ひとつのコードからスムーズに繋がる次のコードを複数オススメしてくれる機能だ。 好きなコードを本体のキーボードにアサインすると、オススメのコードを本体右側の「XYパッド」から選んで試聴できる。気に入った響きのコードを選んで、キーボードにアサイン、そしてまたXYパッドから次のコードを選択……といった簡単な操作で、スムーズなコード進行を作ることができる。 こうした直感的なインターフェースにくわえて、手軽に使えるアレンジ機能なども備えており、楽曲制作をする人のアイデア出しに便利なアイテムだ。また「音楽は好きだけれど音楽理論は詳しくない」といった音楽初心者でも簡単に作曲をおこなうことができるので、ちょっと音楽で遊んでみたいといった人にも良いだろう。 なお、クラウドファンディングのプロジェクトページではkamome sano、Carpainter(TREKKIE TRAX)、Stones Taro(NC4K)、TORIENAら人気のコンポーザー・アーティストによるサンプル音源も公開されているので、ぜひチェックしてみてほしい。『Chordcat』の応援購入金額は29,700円(税込)、発送は2025年3月末までを予定している。
リアルサウンド編集部