「シワとシミが消える」は根拠なし、美容品販売「VERIFY」に特商法違反で業務停止命令
消費者庁は23日、美容品販売会社「VERIFY」(東京都目黒区)に特定商取引法違反(誇大広告など)で6か月の一部業務停止命令を出したと発表した。同社社長にも6か月の一部業務禁止を命じた。命令は20日付。 【図解】「誤認表示」に当たるおそれのある表示のイメージ…「初回無料」を強調し、定期購入の文字が小さいなど
発表によると、同社は少なくとも今年7月、美容液を通信販売する際、ウェブ上で「塗ったらすぐにシワとシミが消える」などと宣伝していたが、効果を裏付ける根拠はなかった。また、「一回限り 解約不要」などの表示についても、実際は定期購入契約になっていたという。
同社を巡っては、今年4月からの約9か月間で、3850件の相談が寄せられている。