「全国民の孫」小山雄大、レコ大新人賞からマジックボイスでさらなる飛躍へ スーツは“じゃがいもカラー”「誰からも愛される演歌歌手に」
演歌歌手の小山雄大(21)が7日、東京都内でセカンドシングル「じゃがいもの花」(3月5日発売)のレコーディング取材会を開いた。 昨年4月に「道南恋しや」でデビューし、第66回日本レコード大賞新人賞を受賞した。今年はさらなる飛躍を期待される注目株。女手ひとつで育ててくれた50歳の母に感謝しながら「恩返し、親孝行がしたい」と新曲のヒットを願った。 札幌市出身。「NHKのど自慢」チャンピオン大会でグランドチャンピオンに輝き、12歳から作曲家弦哲也さんに師事した。「全国民の孫」がキャッチコピーで、レパートリーは数百あるという特技のマジックも話題で、”マジックボイス”の異名を持つ。
新曲は、母の深い愛情への感謝などがちりばめられた。この日は、作詩のさわだすずこさん、弦さんも駆け付ける中、自身の勝負服という新曲タイトルにちなんだ”じゃがいもカラー”のスーツ姿で「じゃがいもは国民食。誰からも愛されてる食べ物。誰からも愛される演歌歌手になりたい」と誓った。 レコ大当日は涙をこらえていたが、客席の母を見て「(ステージが)終わった直後に泣いた」とも。次の晴れ舞台を問われると「単独のファーストコンサートをやりたいのが夢。母に見てもらいたい」と意気込んだ。 事務所の先輩で演歌歌手三山ひろし(44)は、NHK紅白歌合戦のけん玉企画でギネス世界記録を達成したばかり。自身の紅白出場がかなったら「(マジックを)やらせて頂きたい」と明言し、「マジックで世界記録はあるのかな? と思いながら、出させていただけるよう頑張って精進したい」と誓った。
中日スポーツ