THE RAMPAGE 武知海青、プロレス第2戦で示す情熱と覚悟 パフォーマーとレスラー、二刀流への挑戦
武知海青が明かす師匠・大石真翔選手への想い
上野がマイクを取ると「武知海青2戦目、おかえりなさい。思いの丈を全部言っていい。爆発させてくれ」と託すと、武知は「ただいまー!」と絶叫。 「今年デビューさせていただいて、ぜんぜん新人ですけど、情熱とか覚悟とか誰にも負けないつもりなんで、これで終わりにしないし、つなげていけたらなって僕個人は思うんですけど……」と、この試合に賭けた想いを吐露。そして「お偉いさんに怒られるかもしれないんですけど、10月3日、新宿FACEで行われる大会に僕も参加させてもらいたい」と、サプライズ直訴。武知にプロレスを指導した大石真翔選手がDDT所属最後の試合となるため、そこで師弟タッグを組みたいという想いを打ち明けた。 関係者も寝耳に水な話だったが、この直訴は認められ、10月3日に武知海青プロレス第3戦を行うことが決定した。 武知は「本当にこのリングでしか感じられないものが、ここに立って改めて感じられました。見に来ていただいてる皆さん、カメラ越しの皆さんもそうですけど、全員のおかげでプロレスをこれから頑張っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします!」。最後は上野の決め台詞「ありがとう!」の合唱でシメた。 バックステージでは「今日戦っていて、正直すごい不安ではありました。1戦目からちょっと期間も空いてましたけど、その間、別にサボっていたわけじゃない。いろんなことを闘って、いろんなことを感じて、いろんなものを吸収してここのリングに帰ってきたんで。(対戦相手にも)一人ひとりにいろんな感情が出たし、最後なんか正直超ムカつきましたけど、またいつかやり返せる機会をいただけるなら、完膚なきまでにぶっ潰したいなと思うんで」と、すっかりプロレスラーなコメント。 場外乱闘やゴム攻撃についての感想を聞かれると、「正直びっくりはしました。恐怖もあるし、どうしたらいいんだろうっていう不安もあるんですけど、ただ『やりてぇならやってみろよ』という感じで、倍で返してやるって気持ちでした。場外乱闘でフェンスにぶつけられて、一瞬クラっとしましたけど、それでも立ち上がって闘うことに意味がある。厳しさも教えてもらったし、いろいろ経験させてもらってありがとうございます」と、対戦相手にも感謝を述べた。 10月3日の次戦について聞かれると、「大石さんとの師弟コンビじゃないですけど、今まで教わったことを最大限に活かして、無事に育てられたって思ってもらいたい」と恩返しを誓う。 さらに上野、MAOに対しては「お二人はマジで兄貴みたいな存在で、常に支えてくれてたんで、いつか兄貴とも対戦してみたいな」と、まさかの対戦表明。上野は「ボコボコにするからな」。MAOは「巡業にもついてきたら認める」とコメント。プロレスラーとしての武知海青を最大限に評価した。 武知は「プロレスラーとしても、THE RAMPAGEとしても、どっちも100%でやっていきたい。僕がやってることは『武知海青』。自分も裏切りたくないし、応援する人も裏切りたくない。超えていく壁は自分自身です」と力強く語った。 もはや「芸能人がプロレスに挑戦」という枠を超え、レスラーとパフォーマーという前人未到の二刀流に挑んでいる武知海青。その進化はまだまだ止まらず、これからも“続き”を見せてくれそうだ。
大谷弦
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