鳥栖が V・アラウージョ2発で天皇杯3回戦へ…JFL高知ユナイテッドは2年連続の“大物喰い”ならず
[6.12 天皇杯2回戦 鳥栖 2-1 高知ユナイテッド 駅スタ] 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会は12日、2回戦を開催。駅前不動産スタジアムではサガン鳥栖(J1)と高知ユナイテッドSC(高知県代表/JFL)が対戦し、鳥栖が2-1の勝利を収めた。 【写真】影山優佳さんが“人気女優”と代表戦を現地観戦「可愛すぎる」「勝利の女神が2人」 高知は昨年度の天皇杯2回戦でG大阪(J1)を2-1で下すジャイアントキリングを達成すると、続く3回戦でも横浜FC(J1)から1-0の完封勝利を収めてJ1クラブを連破。4回戦で川崎F(J1)に0-1で敗れたものの、大きなインパクトを残した。現在JFLでは首位を走っており、昨年同様に下剋上を狙う。 しかし、試合開始早々の3分に試合を動かしたのは鳥栖。右サイドを駆け上がったDF長澤シヴァタファリのラストパスをFWヴィニシウス・アラウージョがダイレクトで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。1点のビハインドを背負った高知は42分にPKを獲得すると、キッカーを務めたFW小林心がきっちりネットを揺らして試合を振り出しに戻した。 1-1のまま後半を迎えると、7分、左サイドから送られたクロスの折り返しを受けたV・アラウージョが蹴り込み、再び鳥栖が勝ち越しに成功。そのまま逃げ切った鳥栖が2-1の勝利を収め、3回戦に進出した。