【物議】“美しすぎるファーストレディー”韓国大統領夫人キム・ゴンヒ氏、ついに事情聴取されるも検察トップが激怒のワケ “親・ユン派”による異例の忖度に波紋広がる
韓国・尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の妻で、“美しすぎるファーストレディー”として知られる金建希(キム・ゴンヒ)氏。一方で様々な疑惑が浮上し、史上初となる現職の大統領夫人への事情聴取が行われました。しかし、次々と“異例の事態”が発覚し、波紋が広がっています。 【独自解説】新旧ファーストレディ“美しすぎる妻vs.韓国のイメルダ”疑惑バトル勃発!“行かなくてよかった”インド訪問で機内食に700万円⁉前例なき“同時捜査”に大激震【写真で見る】
『ハンギョレ新聞』によると、ソウル中央地検は『高級バッグ授受疑惑』と『株価操作疑惑』を巡り、2024年7月20日にキム・ゴンヒ大統領夫人に対し事情聴取を行ったと報じました。聴取は午後1時半頃から始まって約12時間にわたったといい、現職の大統領夫人が検察の事情聴取を受けるのは史上初だということです。キム・ゴンヒ氏側の弁護士は、「キム夫人は誠実に調査に臨み、事実をそのまま陳述した」と話しています。
聴取される原因となった疑惑は2つあります。まず、『キム・ゴンヒ氏が約34万円相当の高級ブランドバッグを在米韓国人牧師から受け取った』とされる疑惑です。2024年5月には、ユン大統領が「妻の賢明と言えない行動により、国民の皆さんにご心配をかけたことに謝罪を申し上げる」と、謝罪する事態になりました。 もう1つの疑惑は、『ドイツモーターズ株価操作疑惑』です。『聯合ニュース』によると、輸入車ディーラー『ドイツモーターズ』の元会長が証券会社社員などと組んで株価を不正につり上げた事件です。この事件で、キム・ゴンヒ氏が『株価操作に資金を提供した』『直接・間接的に取引に介入した』などの疑惑が持たれています。
そんな中、キム・ゴンヒ氏への事情聴取は異例尽くめとなりました。『ハンギョレ新聞』によると、検察のトップであるイ・ウォンソク検事総長はこの事情聴取を事前に知らされておらず、報告は聴取開始から10時間後だったといいます。イ・ウォンソク検事総長は「無視された」と激怒し、「法の前に、例外も特恵も聖域もない。しかし、大統領夫人の取り調べでは、原則が守られず…」と話しました。 また、聴取を行った場所はソウル中央地検の庁舎ではなく、第三の場所『政府保安庁舎』でした。ソウル中央地検のイ・チャンス地検長は、「検事総長が第三の場所に反対することもあり得るという懸念があったので、独自判断で取り調べを進めた」としています。イ・チャンス地検長は、検察内で“親・ユン派”とされる人物だということです。
朝鮮半島情勢に詳しい龍谷大学・李相哲教授は、「そもそも2つの疑惑の捜査は終了していて、起訴も処罰も難しいとみられる。ただ野党は、それでも捜査を続けさせることで、ユン政権の印象を悪くしたい。一方、ユン大統領側は“誠実に事情聴取に応じた”とアピールすることで、『特別検察捜査法』の成立を防ぎたい」との見解を示しています。 (「情報ライブ ミヤネ屋」2024年7月26日放送)
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