吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文7)笑いと芸人を愛する気持ちは人一倍
経営システムにも問題があるのではないか
テレビ朝日:先ほどギャラの話が出てきました。一連の騒動が広がりを見せる中で、ギャラが200円だとか300円だとか極端な話も出てきていましたが、今回の問題が吉本興業の経営のシステムにも問題があるんじゃないかっていうような指摘もありますけれども、じかに事務所を通さずに芸人さんたちが仕事をしなければいけないような状況に置かれているということ、そこにも何か原因があるんじゃないかというような指摘もありますが、それについてはどう思われるでしょうか。また、最低保障なんていう話も出てきていますけれども、芸人さんにそれはそぐわないのではないかというような指摘もあります。その辺のところはどう考えていらっしゃいますか。 岡本:今回の件とギャラの高いか低いかっていうことはちょっと別だと思っております。今回、特に11人の子たちっていうのも、じゃあギャラが250円の子がいてるとかっていうと、そうではありませんし、場合によっては平均のサラリーマンの方よりも多い年収をもらっている子たちもいます。なので、お金がないから直接やるかとかそういうことではなく、結局、名前のある、あるいは名前が伝わっているような子たちが呼ばれたりっていう直接のことと、ギャラに関しては、やはり夢の実現のための世界でもあると思いますので、僕らとしてはその実現ができる環境を、どれだけいろんなタレントさんに即した環境をつくり続けていけるかっていうことが大事なことだというふうに思っております。 一方で、今回のような、タレントとの関係性において寄り添いきれていないとういことにおいては、環境を広げていくことと一方で、その根幹となるところをいま一度、きちんと体制をつくっていくっていうことが必要なのではないかと。その先に夢を実現したい子たちが吉本で頑張りたいって言ってもらえる、吉本に希望を持って来てもらえるような環境づくりをするっていうことだと思っております。 テレビ朝日:ありがとうございました。 笠井:すいません、恐れ入ります。ちょっと技術の方々のほうからも休憩を挟んでくれとリクエストが入りましたので、今から10分ほど休憩を取らせていただきたいと思います。申し訳ございません。今から10分ほど休憩を取らせていただきます。 【書き起こし】吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け 全文8に続く