「信頼するか、市場に手を出すか」遠藤航とサラーが今週末から練習に合流 ”中盤の底”争いに地元メディアが注目
リバプールの遠藤航が本格的に新シーズンへ向け、動き出した。7月9日、クラブは公式サイト上で、遠藤とモハメド・サラーが今週末よりチームのトレーニングに参加する予定であり、また、7月10日にはメディカルチェックを受けることなども伝えている。 【動画】マンCとの大一番で際立ったパス! 遠藤航の決定機創出シーン 両選手の本格始動へのスケジュールが発表されたことを受け、専門サイト『LIVERPOOL.com』からも遠藤、サラーに対し熱視線が送られている。新シーズン開幕はまだ1か月以上先となるものの、プレシーズン中からも両選手への期待も極めて大きいようだ。 同メディアは、遠藤とサラーがクラブに帰還し具体的なスケジュールが決まったことで、「アルネ・スロットにとって次の準備段階への合図となる」と綴っている。 トピックでは、これまでは新指揮官の下、若手選手中心で練習を行ってきたとして、クラブの活動内容を説明しながら、「サラーの復帰は正真正銘のスーパースターの到来を告げる」と評しており、さらに「エンドウはチームのベテラン選手の1人で、豊富な経験をもたらすだろう」と見通している。その上で、「2人とも米国遠征メンバーの一員となることが予想され、そこでも両選手の経験が役に立つはずだ」と期待を寄せた。 さらに、それぞれ自国代表としてもプレーする2人に対し、「プレミアリーグの開幕と非常に近い時期に開催されるパリ・オリンピックに2人とも招集されるのではないかという憶測もあったが、最終的には2人ともリバプールを離れることはないと決まった」と綴った。 また同メディアは「中盤の底は興味深いポジション」と主張し、遠藤のレギュラー争いにも言及。「最終的にスロットは、エンドウをその役割のシニア・スペシャリストとして信頼するのか、それとも移籍市場に手を出すのかを決める必要がある」としている。 昨季の躍進を支えたサラーと遠藤の合流により、新シーズンへの動きが本格化するリバプール。新たに就任したスロット監督の選手起用も注目される中、クラブの一員となって2年目を迎える遠藤がどのような役割を担うかという点も、今季の見どころの1つとなりそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]