小池都知事定例会見11月25日(全文2完)豊洲問題、のり弁ののりはがした状態
都知事が自らの減給を決めた判断や心境について
TOKYO MX:TOKYO MXのミシマです。就任前の事案ではあるものの、現在の小池知事が豊洲、盛土の問題をめぐって自らけじめをつけるという意味で減給するということなんですが、処分を受ける、受けないにかかわらず、職員にも都民にもメッセージを込めたけじめのつけ方かなというふうに思います。あらためて減給することに決めた判断や心境についてお聞かせ願いたいと思います。 小池:現在、私は都知事であるわけでございます。そしてこの問題につきましては、その事態が起こったのはそれ以前、就任以前であったとしても、そのあとになってこういった問題が生じてきたということについては行政の長としてけじめをつけるべき、そしてこれによって私は、ぜひ職員の皆さんがこのけじめをベースにしながら本当に信頼できる市場の在り方、今、築地で先日もぼやといいましょうか、火災も生じたりいたしました。いくつもの課題がある中で、そしてあらためてその責任を感じつつ、新しく踏み出してほしいという意味を込めたわけでございます。 また、これまでの責任、当時その任にあった方々には公務員では、もう退職されていますので、懲戒処分という形ではございませんが、しかしながらやはりそこになんらかの、皆さんの、人によって濃淡はあるんですけれども、責任を感じていただく対応をお願いしたいと思っております。 また、これまでも、これは行政監察の手続きとしてヒアリングを重ねさせていただき、そして不服についてもヒアリングをさせていただいて、そしてその文字についてもその旨を記したところでございます。その上で法曹界の方々のご判断、そしてまたこれまでの、こういった行政上の事案に関しての前例なども判断の材料とさせていただきました。ぜひそういった意味で関係された方々にはよくその旨、ご理解いただきたいと思っております。 そしてまた、私自身でありますけれども、やはり一言で言うとけじめをつけたいと。この問題に対してのことでございますので、これまでの担当された職責にあった方々にも同じ思いを抱いていただけるのかどうか分かりませんが、私なりの結論でございます。