「ステキなステージ」「支えあってこそ」Number_i、初紅白に感無量 24年元日からの快進撃締めくくった
「第75回NHK紅白歌合戦」が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。元「King&Prince」の平野紫耀(27)、神宮寺勇太(27)、岸優太(29)で結成した「Number_i」は初出場で躍動した。 2024年1月1日から快進撃を続けて来た3人が、1年目最後の日を最高の形で締めくくった。夢のステージに神宮寺は「ステキなステージうれしいです」と感慨無量。岸も「たくさんの方々の支えがあってこそです」と感謝した。 3人はキンプリ時代、18~22年に5年連続で紅白に出場した。24年11月の紅白出場者会見で、神宮寺は「気が引き締まる。本番でどれだけぶちかませるか。最大限のパフォーマンスを皆さんにぶつけられるのが楽しみ」と闘志を燃やしていた。その宣言通りに、曲調もキンプリ時代のアイドルソングとは正反対のヒップホップと、激しいダンスを披露した。 24年の元日にデビュー曲で紅白でも披露した「GOAT」を配信し、YouTubeでのミュージックビデオの再生回数が日本男性歌手のデビューシングルとして史上最速の3日で1000万回に到達。7月にはストリーミングでの再生回数が1億回を突破した。平野は「ファンの皆さん、スタッフの皆さんと成長した楽曲です」と感慨深く語った。 24年4月には米・カリフォルニアで開催された世界最大級の野外音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」のステージに出演。国内でも、6月に東京・有明アリーナで初コンサートを開催した。9月には初のフルアルバム「No.1」(ナンバーワン)を発売。初の全国ツアー(7都市26公演)も行い、30万人を動員するなど、24年の音楽業界をリードした。 歌唱後、3人は頭を下げて「ありがとうございました!」と感謝。充実した表情で夢の舞台を楽しんだ。
報知新聞社