トヨタ自動車グループ7社のうち4社が売上高通期予想を下方修正 トヨタ生産台数減と低調な中国市場の影響
テレビ愛知
トヨタ自動車のグループ7社が10月31日、2024年4月から9月までの中間決算を発表しました。トヨタの生産台数の減少や中国市場が低調なことなどから、4社が売上高の通期予想を下方修正しました。
トヨタグループ主要7社(2024年4月~9月期)決算
【デンソー】 売上高:3兆4748億円(1.1%↓) 純利益:1908億円(13.0%↑) 【アイシン】 売上高:2兆3525億円(4.2%↓) 純利益:80億円(88.4%↓) 【豊田自動織機】 売上高:2兆154億円(9.7%↑) 純利益:1474億円(6.2%↑) 【トヨタ紡織】 売上高:9481億円(1.6%↓) 純利益:135億円(53.3%↓) 【ジェイテクト】 売上高:9184億円(0.4%↓) 純利益:62億円(73.0%↓) 【豊田合成】 売上高:5159億円(1.3%↓) 純利益:182億円(21.7%↓) 【愛知製鋼】 売上高:1449億円(2.9%↓) 純利益:16億円(48.3%↓) ※()は前年同期比
トヨタ自動車グループ7社が発表した2024年4月から9月までの中間連結決算。豊田自動織機の売上高は前の年の同じ時期と比べ9.7%増の2兆154億円で、最終的なもうけを示す純利益は6.2%増の1474億円でした。フォークリフトなどの販売台数が減ったものの、原価改善や円安の影響により、増収増益となりました。 また、アイシンの売上高は前の年の同じ時期と比べ4.2%減の2兆3525億円で、純利益は88.4%減の80億円でした。中国やヨーロッパ向けの車の動力系部品の販売数が減少したほか、トヨタの生産台数が減った影響で、減収減益となりました。 また4社がトヨタの生産台数が減ったことや低調な中国市場の影響などから、売上高の通期予想を前回から下方修正しています。
トヨタグループ主要7社 通期 売上高の予想
【デンソー】 (前回)7兆3300億円→(今回)7兆200億円 【アイシン】 (前回)4兆9200億円→(今回)4兆8000億円 【豊田自動織機】 (前回)3兆9000億円→(今回)3兆9000億円 【トヨタ紡織】 (前回)1兆9000億円→(今回)1兆8700億円 【ジェイテクト】 (前回)1兆9300億円→(今回)1兆8300億円 【豊田合成】 (前回)1兆500億円→(今回)1兆500億円 【愛知製鋼】 (前回)3000億円→(今回)3000億円
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