実は犬にとってよくない習慣4選 意外とやっていないかチェック!
ふだんなにげなくしているクセや習慣が、実は愛犬にとってよくない習慣かもしれません。今回は、ふだんついやりがちな愛犬にとってよくない習慣を獣医師の田草川佳実先生に教えていただきました。当てはまる習慣はないか、日常生活を思い返してみてください。 【写真】2匹並んで眠るゴールデン・レトリーバー
ソファから飛び降りる
犬の前足の骨は意外と細いため、ソファから着地したとき、急激に負荷がかかると折れてしまうことがあります。 とくに骨や筋肉が成長途中である子犬は要注意です。 ソファに上らないようにしつけることが大切ですが、上ってしまう場合はローソファに変更したり、ソファを撤去したり対策をしましょう。
フローリングで走ったり転んだりする
滑り止めの処理をしていないフローリングを行き来するとき、犬は滑らないように足に力を入れます。 しかし、それでも滑ってしまい、前後左右の足が意識に反して開いてしまったり、横転し足に負荷がかかってケガをしたりする可能性が。 床には敷物を敷いたり、滑り止め用の床保護剤を塗布したりして対策をしましょう。 また、足裏の毛が伸びていると滑りやすいため、肉球から毛がはみ出さないようこまめにカットすることがおすすめです。
わきを抱えて抱っこをする
愛犬のわきに手を入れて、体を縦向きにした状態で抱き上げるのは、実はよくない習慣です。肩の関節を痛めてしまうことがあり、若いころは大丈夫でもシニアになってから影響が出てくることも。 犬を抱き上げるときも下ろすときも、犬の体が水平になるようにしましょう。大型犬の場合は、2人1組で抱っこすることで飼い主さんの負担も軽減します。
散歩に行かない
散歩に行く習慣がないと、足腰の筋肉が鍛えられず、年をとったときに足腰が弱まりやすくなり、老化を加速させる原因に。 すでにシニアの場合も、無理のない範囲で散歩に行き、足腰の衰えを防ぎましょう。 当てはまるものはありませんでしたか? もし、当てはまってしまった場合は、日頃のクセや習慣を見直してみましょう。 お話を伺った先生/田草川佳実先生(聖母坂どうぶつ病院副院長) 参考/「いぬのきもち」2020年4月号『あなたや愛犬が、なにげな~くしちゃっているいつものクセや習慣は大丈夫? 愛犬の病気・ケガを招くNG習慣ランキング』 文/山村晴美 ※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。 ※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
いぬのきもちWeb編集室