前代未聞の“ヤギ飼い”イラストルポ 今日もヤギと美味しい草を追う『私はヤギになりたい』の魅力
書籍『私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月』(内澤旬子:著)が8月19日に山と溪谷社より発刊された。 【写真】個性豊かな五頭のヤギたち ヤギ飼いとしての12ヶ月はどんな内容に? かわいいイラストも魅力的 春、五頭のヤギが突き飛ばし合いながら草を食べる「騒然!頭突き食事会」。夏、酷暑と虫との格闘でへろへろになりながら、草の海を刈りまわる。秋、ヤギたちの大発情祭りを横目に、冬に向けて干し草作り。冬、チェーンソーで常緑樹の剪定枝を伐りまくり、ヤギと春を待つ――。 本書ではマイペースなヤギたちとの魅惑の日々が、豊富なイラストとあわせて語られる。旬を外して草をもっていくと、ヤギから「なぜこんな季節外れなものを?」と呆れられ、一度地面に落ちた草は「それ床に落ちたものでしょ?」とそっぽを向かれる。個性豊かなヤギたちとともに、季節の移ろいを感じることのできる書籍だ。
リアルサウンド ブック編集部