暑すぎて運動会の練習ができない!運動会のプログラムの大幅な見直し 実際に外でできた体育の授業は10分の1
プログラム大幅削除で一抹の不安も
2023年度の大淀小学校の運動会プログラムでは、各学年で徒走・団技・表現・学年選抜リレーがあったが、2024年度は学年選抜リレーは6年生のみ。そして1年生から5年生は「団技」か「表現」のいずれかとなり、合わせて10のプログラムが削減される。 小川太志校長: 正直、精選を図った時に2023年度と比べてかなり減らしていますので、これで運動会が成立するのか。子どもたちがどう感じるのだろう、地域保護者の方がどう感じるのかなという一抹の不安はありました。 プログラムの削減に賛否意見が出る一方、大淀小学校では5年ぶりに地域の踊りである「大淀音頭」を復活させ、保護者や地域住民も運動会に参加できるよう工夫した。
こうした対応に子どもたちは…
児童: 暑いけどみんながいると楽しいです。 ほかの学年にもリレーをやってほしかったけど、大淀音頭が追加されたこともうれしいのであまり変化はない。 小川太志校長: 子どもたちの健康、体力面への配慮、保護者や地域の皆さんの運動会へのご意見や要望、折り合いをどこでつけていくかが大切。しっかりそういった意見を受け止めながら運動会を成功させたいですし、今後につなげたいと思います。 時代や気候の変化を受け入れながら、子どもたちの学びと思い出の場を守る…秋の風物詩「運動会」開催の裏には、地域とコミュニケーションを図りながら試行錯誤する学校の姿があった。 (テレビ宮崎)
テレビ宮崎