三つ折りスマホも展示、熱気に包まれたバンコクのスマホ販売展示会
メーカー単独ブースを出していたのはサムスンで、このイベントに合わせて指輪型のウェアラブルデバイス「Galaxy Ring」をタイに投入。スマートフォンを展示する台のすべてのディスプレイに設置するほどの力の入れようでした。10種類のサイズ確認の用のリングキットも展示しており、来場者は自分の指にフィットするサイズをその場で確認することもできます。なお価格は1万4,900バーツ(約6万7,000円)です。
サムスンの製品はキャリアや代理店ブースにもあるのですが、Galaxy Ringはサムスン自身のブースにしか展示がありませんでした。一方で、ZTEも自社ブースを構えており最新モデルを展示。ZTEの製品は逆に代理店などに展示が無く、ここでしか見られないものでした。製品はすべて傘下のnubiaブランドのものだけを展示。ヘッドホン端子を2つ備え背面に巨大スピーカーを搭載する「nubia Music」など特徴的なスマートフォンが人気です。
このように日本ではあまり見られないスマートフォンが見られるのも海外のイベントの面白いところです。こちらの製品はvivoの「iQOO 12 Pro」ですが、ホワイトのボディーにトリコロールラインの入った独特のデザインが特徴のモデル。こちらはモータースポーツの「BMW M Motorsport」とコラボした製品です。日本ではvivoは知られていませんが、海外では大手企業とのコラボも行っているのです。
こちらは日本でもおなじみNothingの「Nothing Phone (2a) Plus」。Nothing Phone (2a)の仕様変更モデルですが、一番大きな違いは背面の色。Nothing Phoneは当初「光る背面」で話題になりましたが、カラーリングを変えたバリエーションモデルを増やしたほうがユーザーは増えるようにも思います。
インドやアフリカから最近は東南アジアでも勢いのあるInfinixの最新モデルは、4Gながらも重量さ62g、薄さ6.8mmとスタイリッシュ&スリムな「HOT 50 Pro+」。持ってみるとスマートフォンとは思えぬ軽さで、薄型なのでシャツのポケットに入れても目立ちません。このサイズのまま5Gモデルにしたら、先進国でも受け入れられそうです。こんな製品が見られるのもバンコクならではでしょう。