グリコ看板もビックリ?大分温泉おばちゃん川でひとっぷろ
グリコ看板ビックリ!?大分温泉おばちゃんが川でひとっぷろ THE PAGE大阪
道頓堀川で、おばちゃんがひとっぷろ!?──。大阪市中央区道頓堀付近を流れる道頓堀川で、頭にカーラーを巻いた大きな「おばちゃん」が出現。SNSなどでも「道頓堀川でオバチャンが浸かってる」などの書き込みが見られ、グリコ看板を撮影しに来た観光客も「あれなんだ?」とシャッターを切る光景が見られた。このおばちゃんの正体、実は大分県観光協会が温泉PRのために持ってきたもので「大阪のために」わざわざ今回作ったものだという。
大阪でイベントをやるために作られた「おばちゃん」
今回、同協会が持ってきた「おばちゃん」は、頭にカーラーをまいて、洗面器を浮かべ、道頓堀川に浸かっている。浮かんでいる洗面器からは、よ~く見ると「OITA」という赤文字の湯気があがっており、どこまでも徹底的にPRをはかっている様子がうかがえる。 同協会の関係者は「海がつながってるし、道頓堀にも温泉が流れ着いてるんちゃうか?と、おばちゃんがひとっぷろあびに来ているんです」と話す。この「おばちゃん」には名前がなく「大阪でイベントをやるから」とわざわざ、このために作って持ってきたものだという。
名無しでもしゃべるおばちゃん、最後は「オチ」も
だが、この「名無し」のおばちゃん、しゃべることはできる。対岸に「おばちゃんなんでそこに浸かってんねん?」と書かれたボードとボタンが用意され、それを押すと「おんせん県大分は温泉がぎょうさんあって、別府湾にもようけ流れ出とる。ひょっとしたら道頓堀川にも温泉が流れ着いとんちゃうか。ちょっと入ってみよか~」と元気に話し出す。 しかし「やっぱアカン」と言い出し、最後は「おんせん県へ行こう」というオチまで用意された。「ここは大阪ですからねえ、オチも用意させて頂きました」と県の関係者は笑顔。この効果もあってか、ツイッターなどのSNSでは「道頓堀川になんかおるぞ」「入浴中みたいです(笑)」といった書き込みが多く見られた。 このおばちゃん、5日の午後8時まで道頓堀川で浸かっていく予定だという。このおばちゃんをカメラで撮影していた大阪市淀川区の女性(22)は「たまたま通ってグリコ看板撮ったあと、反対側になんかおるんでビックリした。大分って行ったことないけど、温泉が余ってるって聞いた」などと笑顔で話していた。