石破首相「令和の日本列島改造 地方創生2.0を強力に推し進める」立憲など含む“大連立”については否定
石破首相が1月6日、三重県の伊勢神宮で年頭会見に臨み、「令和の日本列島改造」に取り組み、地方創生を推進する決意を示しました。 【動画で見る】石破首相「令和の日本列島改造 地方創生2.0を強力に推し進める」立憲など含む“大連立”については否定 石破首相は6日正午過ぎ、伊勢市の近鉄宇治山田駅に到着しました。そして、雨の中、伊勢神宮の外宮、そして内宮を参拝しました。 このあと、石破首相は神宮内で年頭会見に臨みました。 石破首相: 「楽しい日本、これを国民の皆さま方と共につくり上げていきたいと考えております。『今日より明日は良くなる』と実感し、自分の夢に挑戦し、自己実現を図っていける、そういう活力ある国家であると考えております。第一の柱として、私は令和の日本列島改造と位置づけ、『地方創生2.0』を強力に推し進めてまいります」 田中角栄元首相の日本列島改造論や、竹下元首相らの取り組みを挙げ、政府機関を地方に移転させるなど地方創生を進める考えを示しました。 また、総選挙の結果、少数与党で臨む通常国会については…。 石破首相: 「約30年ぶりとなります少数与党となりました。国民の皆さまに対して責任を持つ『責任与党』でなければなりません。当然のことであります。野党の皆さま方にもこれまで以上に、責任を共有していただくことが求められていると存じます」 連立政権の枠組みを立憲民主党などに広げる「大連立」については…。 石破首相: 「今の時点で連立というものを考えているわけではございません。大連立を考えているわけでもございません。そういう可能性はありますよねということを申し上げたのであって」 衆議院の解散についても、内閣不信任決議案が可決された場合について述べるにとどまり、野党側に対してこれ以上ないほど誠心誠意説明していくと強調しました。