サッカーJ2・レノファ山口、11位で今季終了…引退のGK関憲太郎「声援で勇気や希望与えてもらった」
サッカーJ2・レノファ山口は10日、今季最終戦の第38節をホームの維新みらいふスタジアム(山口市)で戦い、横浜FCに0―0で引き分けた。通算成績は15勝8分け15敗(勝ち点53)となり、20チーム中11位で今季を終えた。 【写真】レノファ山口に加入したタイ出身のサーラット・ユーイェン選手
レノファは前半、ボールを保持し、攻め込む場面もあったが、0―0のまま折り返した。後半は徐々に相手ペースに。今季限りで引退するGK関憲太郎選手らが相手の猛攻からゴールを守り抜いたが、後半のシュート数は0本に抑え込まれた。
この試合で横浜のJ1昇格が決まった。試合後、志垣良監督は「ゴールをこじ開けることはできなかったが、(横浜を相手に)堂々と渡り合えていた」と選手たちをたたえた。
試合後には、関選手の引退セレモニーが行われた。関選手は2008年にベガルタ仙台でプロデビュー。21年からはレノファの守護神として活躍した。関選手は「サッカーを愛し、寄り添い、尽くしてきた。皆さんの声援で、勇気や希望を与えてもらった」と感謝の言葉を述べた。