五輪日本代表が帰国、空港に歓声 海外開催で最多の「金」20個
パリ五輪に出場した日本選手団の本隊が13日、成田空港に帰国した。11日閉幕の大会で、海外開催では最多となる金メダル20個と活躍。メダル総数も前回東京五輪に次ぐ歴代2位の45個(銀12、銅13)と連日のメダルラッシュに沸き、人垣ができた到着ロビーは拍手と歓声に包まれた。 電光掲示板には「おかえりなさい 感動をありがとう!」と表示され、藤波朱理(日体大)文田健一郎(ミキハウス)ら1大会最多8個の金メダルを量産したレスリング勢や、セーリングで20年ぶりの表彰台に立った混合470級銀メダルの岡田奎樹(トヨタ自動車東日本)吉岡美帆(ベネッセ)組を出迎えた。 初実施のブレイキンで女王に輝いた湯浅亜実(ダンサー名・AMI)や早田ひな(日本生命)ら卓球勢は羽田空港着の便で帰国した。 既に帰国していた柔道男子2連覇の阿部一二三(パーク24)らを含むメダリストは官邸を表敬訪問して岸田文雄首相と面会。首相から「果敢に挑戦し続けた。皆さんにいただいた感動に心から感謝申し上げる」とねぎらいを受けた。