〈Peter Barakan’s Music Film Festival 2024〉上映作品決定、日本初公開も
上映作品をピーター・バラカンがセレクトする音楽映画フェスティヴァル〈Peter Barakan’s Music Film Festival 2024〉が、9月6日(金)から9月19日(木)まで、東京・角川シネマ有楽町で開催されます。4回目の開催となるこの音楽映画フェスティヴァルで今年上映される作品が発表され、日本初公開の作品6本や、『セッションマン:ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男』のプレミア上映など、音楽ファンも映画ファンも必見のラインナップとなっています。上映作品の詳細や上映スケジュールは公式ウェブ・サイトをご覧ください。 注目の日本初上映作品は、現在97歳のフォーク、ブルーズ、ジャズを本格的に歌ってきた歌手バーバラ・デインのドキュメンタリー『七転八起の歌手 バーバラ・デイン』、ニューヨークで生まれ育ったガーランド・ジェフリーズを奥さんが撮影したドキュメンタリー『ガーランド・ジェフリーズ ジャンル知らずの帝王』、50年以上の歴史を持つバンド、キング・クリムゾンのドキュメンタリー『キング・クリムゾンの世界』、第二次世界大戦後にヨーロッパで独自のジャズがあった背景を描いた『自分の道 欧州ジャズのゆくえ』、ザ・バンドとも関わりの深いボビー・チャールズを追ったドキュメンタリー『ボビー・チャールズ 極楽の歌』、1940年代のアメリカで、MTVの先駆けともいうべき存在だったサウンディという名のミュージック・ヴィデオを集めた『サウンディーズ 元祖ミュージック・ヴィデオ!』の6作品。 また、新たに上映権利を取得した、ジャズの名門レーベル「Blue Note Records」の決定版ドキュメンタリー『BLUE NOTE ハート・オブ・モダン・ジャズ』や、前回までの〈Peter Barakan’s Music Film Festival〉で好評だった作品のアンコール上映、満を持してラインナップに加わった本映画祭初上映作品もあります。 (C)Diana Davies