井上尚弥―サム・グッドマン戦チケット24日正午から一般販売開始
プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が25年1月24日、東京・有明アリーナでIBF&WBO世界同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)との防衛戦に臨む。当初は12月24日に組まれていたカードだったが、14日にグッドマンがスパーリング中に左目上を裂傷したために1カ月スライドされた興行となる。この興行チケット一般販売が24日正午12時から開始されたと同日、大橋ジムから発表された。 同ジム公式サイト、チケットぴあで購入可能。井上にとって9月3日、東京・有明アリーナで元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー(アイルランド)を7回TKO撃破して以来、約3カ月ぶりのリングとなる。セミファイナルに組まれていたWBO世界バンタム級王者武居由樹(28=大橋)の2度目防衛戦は武居の右肩関節唇損傷で同興行では中止となったものの、アンダーカードには豪華な顔ぶれがそろった。 第1試合にはWBOアジア・パシフィック・ミニマム級王者小林豪己(26=真正)が前日本同級王者高田勇仁(26=ライオンズ)との2度目防衛戦に臨む。両者ともに世界ランカーに入っている新旧王者対決だ。第2試合では、日本スーパーバンタム級王者下町俊貴(28=グリーンツダ)が同級12位平野岬(28=三松スポーツ)との4度目防衛戦を控える。第3試合では、日本スーパーフェザー級王者奈良井翼(25=RK蒲田)が、WBOアジア・パシフィック同級王者渡邊海(22=ライオンズ)と60キロ契約体重10回戦で激突。セミファイナルでは東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者佐々木尽(23=八王子中屋)が元日本ウエルター級王者坂井祥紀(33=横浜光)との防衛戦で拳を交える。