川崎Fが上海海港から3得点を奪って2勝目。神戸は光州との直接対決を制して首位に浮上|11月5日結果まとめ|AFCチャンピオンズリーグエリート
【国内サッカー ニュース】5日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)グループステージ第4節が行われた。
5日、川崎フロンターレとヴィッセル神戸がACLEグループステージ第4節を戦った。 3試合を終えて1勝2敗で10位に位置する川崎Fは、昨季まで横浜F・マリノスを指揮していたケヴィン・マスカット監督率いる中国リーグ王者の上海海港とホームで対戦した。試合は序盤から動く。12分、三浦颯太の仕掛けからクロスが入ると、相手DFにクリアボールを家長昭博が右足ボレーを一閃。これがゴール右に突き刺り、川崎Fが先制に成功する。これで勢いに乗ると、その1分後にはエリソンのシュートのこぼれ球を瀬川祐輔が押し込み、早い時間帯に2点のリードを奪った。 試合を優勢に進めた川崎Fは、33分にも追加点。エリソンのラストパスをファンウェルメスケルケン際が右足を振り抜き、大きな3点目を奪って後半へと折り返した。 後半は得点を取るために前に出てきた相手に対し、押し込まれる時間が続いたが、83分にマティアス・バルガスに決められた1失点のみで最後まで集中した守備を披露。そのまましっかりと逃げ切り、3-1で勝利した川崎Fが公式戦6試合ぶりの白星でACLE2勝目を挙げた。 もう一方の試合では、東地区12チーム中2位の神戸と首位を走る光州が激突。試合は序盤こそ相手に主導権を奪われたが、徐々に盛り返した神戸が前半アディショナルタイム、宮代大聖のクロスがパク・テジュンのハンドを誘ってPKを獲得すると、これを宮代が自ら沈め先制点を奪って前半を折り返した。 後半は攻撃の手を緩めない神戸が主導権を握る。すると54分、ジェアン・パトリッキのクロスを宮代がダイレクトで狙うと、最後はこぼれ球を佐々木大樹が頭で押し込み、貴重な追加点を奪った。 その後もうまくゲームをコントロールした神戸は、そのままの点差を維持して快勝。東地区の首位に立っている。 ■11月5日開催 結果 ・ACLE第2節 川崎F 3-1 上海海港 神戸 2-0 光州